Youtube100万回再生突破!音をデザインするスニーカーNIKE FREEの極秘ライブパフォーマンス

Case:NIKE MUSIC SHOES

本日は懐かしの事例から一つご紹介します。
丁度2年前に都内某所で行われた秘密のライブパフォーマンス映像。
先日、NIKEの3Dマッピング技術を利用した横浜赤レンガ倉庫イベントムービーをご紹介しましたが、こちらも同じくNIKEのスニーカーブランド「NIKE FREE RUN+」のプロモーション。

『野生のつよさをよびさませ』という商品コンセプトの訴求を目的とし、
NIKE FREEの特徴を”光(影)”ではなく、”音”という別の切り口から伝えるプロモーションです。

ライブパフォーマンスの開催場所となったのは、無機質な白い部屋。
音楽機材が運び込まれていきます。

横長のテーブルの上に並べられているのは、今回のDJライブ用に制作されたNIKE FREE RUN+。
鮮やかなスニーカーのかかと部分に、DJミキサーのコードを接続する仕掛けが施されています。

「ライブパフォーマンスの準備になぜスニーカーが?」
観客からの ”?” の視線を集めながら、新品のスニーカーの弾力を折り曲げ、念入りに準備を進める二人のDJ。

音質・音量を調整しながら、
それぞれのスニーカーに「役割」が与えられていきます。

そして、演奏スタート。
(音ありきなので、是非動画もご覧ください。)

一定のリズム(音楽)に合わせて、DJが操るのはDJミキサーと楽器代わりのNIKE FREE。
スニーカーの柔軟性によって、繊細な音の違いを表現することができるというのがこのパフォーマンスの最大の主旨です。

「柔軟性」という商品特徴を伝えるための手段はひとつではない、というのがNIKE FREEの取り組みの面白いところです。ふたつのプロモーションに共通しているのは「人間の五感に訴える施策である」ということ。

“視覚”と“聴覚”に注目した同一商材の2種類のプロモーション。
さりげなく『野生』というキーワードが浮かび上がってくる、素晴らしい戦略です。

世界各地で実施されたNIKEのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。

NIKEのクールな広告/プロモーション(まとめ)

[千田 里美]

動画はコチラ

参考サイト

・Nike Running Project
http://nikerunning.nike.com/nikeos/p/nikeplus/ja_JP/features

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