Facebookファンが800%増加した「Jeep」のゲーミフィケーション・プログラム
Case:Jeep-in
オフロード・カーの代表格「Jeep」のアンビエントプロモーション。
「Jeep」といえば、長い伝統と高い悪路走破性により独自の地位を築いたブランドですが、本日はそんな「Jeep」のブランドイメージにドンピシャで合致する『位置情報』を活用したゲーム型プロモーションを紹介します。
今回のキャンペーンは凄く単純にいうと「宝探し」モデルです。
始めに、人が足を踏み入れるのが困難な秘境(ポーランド国内)に、「Jeep」の特製“デジタルバッヂ”をゲーム参加者への「宝」としてばらまきます。
このゲームに参加する全てのプレイヤーには、バッヂの正確な位置が刻まれたデジタル地図が配布され、プレイヤーがバッヂのある場所に実際に足を運び、スマートフォンでチェックインすることで始めてバッヂを入手することが可能になります。
そして、最終的に最も数多くのバッヂを獲得したユーザーには「Jeep」ブランドのグランド・チェロキーが与えられるという企画でした。
このプロモーションには、2000人以上がプレイヤーとして参加し、その結果、期間中同ブランドのWebサイトには25万人からのアクセスがあり、Facebookページのファン数は800%増加しました。
昨日紹介した「MINI」のケースと同様「キャンペーン参加者1名に自動車が当たる」という企画ですが、こちらのケースも「ブランドらしさ」が伝わるオンリーワンのプロモーションだと感じました。1位になって得られるものが車だけでなく、ソーシャルメディア上での「あいつすげ~~!」という尊敬もあるという構成ですね。
正直2000人もの人がこのゲームに参加したことがちょっと驚きです。こういった位置情報を活用したプロモーションは、今後ドンドン増えていきそうですね。ナイスアイディア。
世界各地で実施されたJeepの広告に関心のある方は下記もご覧ください。
Jeepのターゲットインサイトを突いた広告/プロモーション(まとめ)
動画はコチラ
参考サイト
・Creative Criminals
http://creativecriminals.com/mobile/jeep-jeep-in-game/
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