ブラジルの本屋さん“読書が大好きな人”の心を揺さぶる広告表現
Case:Catchy Stories
ブラジルの本屋さん「Corre Cutia Bookstore」のプリント広告。
縦横にひしめき合ったアパートが、真夜中を連想させるようにひっそりと静まり返る中、その内の一部屋にだけ明りがともされているというクリエイティブ。
この表現を通じて、「Corre Cutia Bookstore」には『夜寝られなくなる程の面白い書籍(Catchy Stories)が沢山揃ってますよ!』ということを示唆しているようです。
確かに『読書が好きな人』にとって、面白すぎて夜通し読み続けたくなる本に出会えるのは“最高の幸せ”ですよね。
恐らく同社は、今回の広告の対象を本を読む大多数の人にしているわけではなく、特に『読書好き』に絞ったコミュニケーションを展開しているのではないかと推測されます。
その人たちに対して、「うちはその“幸せ”を提供する本屋さんなんですよ」、ということをメッセージに据えて、それを伝えるためのクリエイティブとして、『読書好き』に正に刺さるであろう「一部屋にだけ灯った明り」を採用しているようです。
(*因みに、広告の右下に同社のロゴが表記されています。)
センス溢れるクリエイティブ。わかる人にだけピンとこさせるような広告表現は個人的に印象に残ります。
本の魅力を描いたユニークな広告に関心のある方は下記もご覧ください。
・本の魅力を描くウィットに富んだ広告(まとめ)
参考サイト
・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/corre_cutia_bookstore_catchy_stories_2
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