ガムのサンプリング、『それって口臭のせいかもしれませんよ』ステッカー
Case:Bad Breath
「息スッキリ!」がウリのガム「Clorets」がレンタルビデオ店の協力の元実行したサンプリングプロモーション。
レンタルビデオ店にて、ある特性を備えた映画(DVD)のジャケットに『それって口臭のせいかもしれませんよ』と書かれた専用ステッカーを貼り付け、そのDVDをレンタルする人にはレジでクロレッツのサンプルを手渡した。
それらのステッカーが貼られた映画は以下のタイトルのもの。
『The 40 Year-Old Virgin』(邦訳:40歳の童貞男)
『Just Friends』(邦訳:ただの友達?)
『YOUNG, SINGLE & ANGRY』(邦訳:セックス・アンド・ザ・カントリーガールズ)
『Never Been Kissed』(邦訳:25年目のキス)
このクロレッツを食べれば、これら映画の主人公のように孤独でさみしい思いをしなくてすみますよ、と示唆している。
※「ひどい口臭」が原因で映画の主人公はさみしい思いをしているわけではありませんが、「ひどい口臭」が原因でさみしい思いをしている人も世の中にはいるのでは?あなたは大丈夫ですか?というテイストのコミュニケーション。
同じ人に同じメッセージを届けるにしても、そのメッセージがその人に可能な限り“受け入れられやすい”シチュエーション(場所、時間、条件、心境など)で届けることが重要ですよね。
その視点から考えると、レンタルビデオ店で「(さみしい主人公を想起させる)映画のタイトル」を見た男女へ、即座に口臭エチケット用のクロレッツをサンプリングすることは、理に適っていて上手いな~と思いました。
参考サイト
・I believe in advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2011/06/clorets-eliminator-bad-breath/
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