彼女達の本当の姿、表現してる? 女の子向けの“絵文字”を増やすP&Gのプロジェクト
少女たちは毎日、何十億もの絵文字(Emoji)を送受信しています。でも、絵文字は本当の彼女たちを表現しているのでしょうか?そこでP&Gの生理用品ブランドAlwaysは、少女たちに“Emoji”について聞いてみました。
ピンク色のEmoji
ピンクのシャツ、ネイル、ドレス…と、やたらとピンクが多い女の子のEmoji。女の子、そんなにピンクばかり着ませんよね?しかもバニーガールって…。
女性のみなさん、こんなポーズ、したこと…ありますか?
プロフェッショナルなEmojiがない
こちらの少女は、女の子のプロフェッショナルな職業のEmojiがない、と不満げです。花嫁さんになることがプロフェッショナル?と、ぼやいています。
男の子のEmojiばかり
「男の子がバイクに乗ったりバスケットボールをしたり…女の子がしているEmojiはないの。」しかめっ面で話す少女。
あった!サーフィンしている女子のEmoji??
しかしよく見るとそれは、ロングヘアーの男子でした。
思春期の女の子は…
思春期の女の子は常に“女の子らしく”と言われる傾向にあり、自信を失いがち。
絵文字が、彼女たちを“女の子”という固定概念の枠に閉じ込めているとしたら?
『女の子たちは何だって出来るってこと、もっと知って欲しい。』Alwaysは、少女たちみんなに自信を持って欲しいと考えます。そこで彼女たちに質問です。どんなEmojiがあったらいいなぁと思いますか?
少女たちが欲しいEmoji
彼女はレスラーと答えました。強そうです!
こちらはサッカー。
ミュージシャンに…
警察官、弁護士、探偵…と、たくさん出てきます。そしてその自由な発想に、みんなとっても嬉しそう!
『絵文字を、もっと女の子を表現する上で自由に、制限をなくそう!』と提唱する、Alwaysの映像でした。
「Emojiは古代エジプトの象形文字のようなものではなく、現代の言語なんです。私たちはわずかな偏見も見逃さずに、気をつけなければならない。」と、Alwaysのディレクターは注意を呼びかけており、すでにユニコードコンソーシアム(Unicodeの開発を調整する非営利団体)に、絵文字を増やすべくアプローチしているとのこと。
普段何気なく使っている絵文字、そこから選ばなければならないとなると、確かに制限がかかる気がします。もっと自由に、自分を表現してくれる絵文字があったら…。少女たちにリミットをかけない、より多くの絵文字が生まれるといいですね。
2