地球上で最も過酷?コミケのルールを教えてくれるという動画がネットで話題
夏と冬の年2回開催されているコミケ。毎回、入場者数は50万人にものぼる盛況ぶりです。
コミケは地球上で最も過酷な場所?
テレビの放送終了を示すピーという音とともに流れるカラフルな映像と砂嵐。少しだけ懐かしい気もしますが、やはり不快な音なのは変わりません。そして画面に現れたのは「コミケ非公式動画」という文字。
「書き手、読み手、準備会の三者が協同で運営する、明るく笑顔に満ちた一大交流イベント」とまずは説明しますが、直後に「なんて、そんな甘いもんじゃねえー!!」とアニメの絵を破りながら登場するのが10秒チャージ隊隊長ツルミ モエさん。コミケを、「地球上で最も過酷な場所」と定義します。
コミケを生き抜くためのマナーとルール
この動画では、「コミケを生き抜くための最低限のマナーとルール」を教えてくれるといいます。
まずは、雲の切れ間から現れた列車が地上めがけて飛んでくるところからスタート。公共交通機関で来場しましょう、というテロップが入ります。次に、砂漠のような場所をオタクっぽい青年が歩いていると、コミケの会場に行く途中で息絶えたと思われるミイラに出くわします。「熱中症対策に気をつけて」というメッセージです。
スタッフの指示に従うこと!
さらに道を進んで、険しい山道を登ったりしながら、会場近くまでようやくたどり着く青年。山の頂から見下ろすと、アリの行列のようなものすごい行列とともに、「スタッフの誘導に従ってゆっくり進みましょう」というテロップ。スタッフの制止を無視して走った人に銃撃するという場面も。
移動は手を挙げながら
「カタログとマップを使って目的地を割り出しましょう」という指示に従い進んで行くと、手を挙げながら大移動中の行列に出くわしたり…。
コスプレイヤーの盗撮はダメ
途中川で少し涼みながら休んでいると、偶然向かいには可愛いコスプレイヤーの女の子を発見する青年。思わずスマートフォンを取り出し写真を撮ろうと構えていると、同じように彼女を撮影しようとしているカメラ小僧とともに撃退されてしまいます。「撮影前にコスプレイヤーさんの了承を取りましょう」ということのようです。
ようやく辿り着くもすでにぐったり
さらに進み、ようやく青年は目的の行列までたどり着きます。最後尾の男性に片言の日本語で「代わります」と声をかけ、「最後尾」と書かれた札を受け取ります。
「長時間の待機列、暑さ…コミケでは知らないうちに体力を消耗していることがよくあります」というナレーションが入り、「支払いは小銭で」というテロップも入りつつ、ついに本題。ぐったりしながらもようやく先頭までたどり着いた青年に、冒頭の10秒チャージ隊隊長ツルミ モエさんがinゼリーを手渡します。
青年はinゼリーを飲み干すと、あっという間に体力が回復。元気に買い物を終えることができたわけです。
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