食の安全に一番敏感な「ママ」がマックに潜入。クルー体験で疑問解消なるか?

食の問題が騒がれて、一時期毎日のようにメディアを賑わせていたマクドナルド。以降顧客の信頼を取り戻すべく様々な努力を続けているようですが、未だ昔の勢いは取り戻していないようです。そこで今回食べ物の安全性に敏感なママたちを集め、こんなプロジェクトを実施しています。

全国から寄せられたマクドナルドへの質問・疑問

会議室で議論するママたち。議長席に放送作家の鈴木おさむさんが座り、司会進行を務めます。サイドの壁には一面ピンク色の付箋が貼られており、全国から集められた疑問や懸念が記されています。それらも参考にしながら、自分たちが不安に思っていることなどを話し合い。

何より食の安全が大事

当たり前ですが、やはり一番にあげられるのは食材の安全性のよう。鈴木おさむさんがピンクの紙に手書きで書いたものを見せながら意見をまとめていきます。

お肉の状態とか、どうやって保存しているのか、どのように管理しているのか

一時期騒がれたハンバーガーの材料が明らかに?

そしてフリップに書かれた、ママたちが一番気になっていることを鈴木おさむさんが紹介します。

ハンバーガーの材料って何?

二人のママが実際に店舗へ

そういった疑問を解消するためには「実際に自分の手で作ってみるのが一番」ということで、二人のママが都内のマクドナルドの店舗でお仕事体験をすることに…。

まずは管理マニュアルについてトレーナーから丁寧な説明を受ける二人のママたち。結構なボリュームに驚きの声をあげます。

想像以上に衛生的に管理されている食材

そして肘のあたりまで丁寧に行う手洗いを終え、いよいよ食材が保管されている冷凍庫へ潜入。トレーナーの女性から説明を受けながら、食材が保管されているダンボールをチェック。

ハンバーガーができるまで、の疑問を解消

この後レタスなどの生野菜の保存方法などをチェックし、ハンバーガーができるまでの過程をチェックしていくママたち。

「パティの調味料は何を使っているの?」「焼いたパティの管理は?」「作りおきはしているの?」といった実はみんなが疑問に思っていたことをトレーナーに質問しながら観察していきます。想像以上に衛生的に、またシステマティックによく考えられていて驚いている様子。

初めてのハンバーガー作り

最後は、指導を受けながら実際にハンバーガーの調理体験です。バンズをトーストし、紙箱の中にセット。ビッグマックソースをバンズにのせ、オニオン、レタス、チーズ、ピクルス、パティの順にのせ、両側をサンドして箱を閉めて出来上がりです。

作業する台は保温され、その少し前に設置された生野菜が置かれた場所は保冷されているというこだわりよう。野菜はフレッシュに、でも出来たての鮮度を保つためには作業台を温かく。

お仕事体験を通して、感想を尋ねられたママたち。一人は「どれだけ早く出すか、というよりも食材の保管の仕方に工夫を感じ、納得できるところがたくさんあった」と言い、もう一人は「一番美味しい状態でお客様に出したい、という気持ちが厨房に表れていると感じた」と言っています。

子どものマクドナルドのクルー体験は有名ですが、大人が体験しても新鮮な驚きにあふれているよう。食の安全は当然とはいえ、消費者の不安を払拭するのは並大抵ではありません。実際に現場で確認すれば、不安な気持ちも薄れるのは確かですね。

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