使い古した油か教えてくれる『スマート箸』。冗談のつもりが反響の多さに商品化へ!?

使い回しの古い油は、様々な病気の原因となり得ます。でも、料理に使われた油が古いかどうか、私たちには分かりません。そこでエイプリルフールに登場したのが『スマートチョップスティック(かしこいお箸)』。“料理に使われた油が古いかどうか教えてくれる”という優れものなんです。

食品の安全性をテーマに、エイプリルフールに風刺的に考えられたこの商品。そんな“ジョークのつもりのお箸”が思いもよらず大反響を呼びました。「そんなお箸が、本当にあればなぁ!」という声に、「欲しい?ならば作ろう!」と、ある中国企業が立ち上ったのです。

エイプリルフールのジョークのつもりが…

2014年のエイプリルフール。油が古いか判別できる『スマートチョップスティック(かしこいお箸)』というタイトルのビデオが紹介され、たった4時間で270万ヒットを記録し、100万ものコメントが寄せられました。

何でも食べることは怖い中国人

「中国人は色々なものを食べるけど、何でも食べることは怖い。」そんな中国人の本心を見事に捉えたこの商品。冗談のつもりでしたが、反響の多さに実際に制作された『スマートチョップスティック』がこちらです。

『スマートチョップスティック』とは一体??

古い油に触れると、お箸の後方のライトが点滅します。ライトが点滅した時点で、食欲減退ですね。

そしてその詳細情報はスマホに送信されます。油の鮮度を測るとともに、酸性・アルカリ性を示すpHレベルや温度、カロリーなども表示されるようです。

「革新はつづく。食の安全性にジョークは言わない。」と唱える、中国のGoogleと言われるサーチエンジン“Baidu”が作った『スマートチョップスティック』。商品化にはまだ至らないようですが、前向きに検討されている、との事です。

食の安全性が気になる私たちには素晴らしい商品ですね。

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