バスタブで横たわるモデルのマリサ・ミラー。水槽でのシャチの生活になぞらえて、シーワールド反対を訴える
水族館に行くとなぜか癒される…子どもから大人まで、そんな風に思って水族館に行っている人も多いですよね?魚が水の中をスイスイと自由に泳ぎまわる姿は、私たち人間に安らぎを感じさせてくれるもの。しかし大型のシャチになると、狭い水槽で閉じ込められているストレスも相当なもののようです。
1日に100マイル泳ぐといわれるシャチ
1日に100マイル(約160 Km)もの距離を泳ぎ続けるといいます。それが水族館のシャチでは、この距離の0.0001%ほど。それがどれだけのストレスか計り知れません。そんなシャチのために、元ビクトリアズ・シークレットのモデルでサーファーの、マリサ・ミラーがPETAのキャンペーンに参加しています。
無理やり捕獲され、親子がバラバラになることも
知能が高く、社会性も高いというシャチ。また感受性も高いといわれ、人間の母親が子どもを思うように、シャチの母親と子どもにも同じような感情が流れているようです。それなのに、人間の手によって海の中で捕らえられ、親子が引き離されてしまったらどうでしょうか。
水槽のシャチになぞらえて、裸でバスタブに入るマリサ
無理やり捕獲された上に、狭い水槽に入れられ、そこでの生活を強要されるシャチ。それは私たちがバスタブに閉じ込められているにも等しい、とマリサは言います。
シーワールド反対!
第二子妊娠中のマリサ。大きなお腹をあらわに、母親的立場からもシャチの環境保全、乱獲防止を訴えるとともに、シーワールドのボイコットを訴えています。
海の世界を学ぶには必要とも思える水族館ですが、海洋生物にとっては迷惑な話なのかもしれません。日本の水族館でもマグロが原因不明の大量死、なんてニュースもありましたが、海とは比べ物にならない狭い空間で暮らすこと自体が、無理のある話。広い海でのびのび自由に過ごせる方が、魚たちにとって幸せなのは確かでしょうね。
(参考サイト:YouTube)
0