鉄拳のパラパラ漫画で贈る、年賀状にまつわる感動実話ムービー
郵便年賀.jpで公開されているこちらの動画。年賀状にまつわる実話を鉄拳がパラパラ漫画化したものです。2人組の人気ユニット吉田山田が書き下ろしたオリジナル曲「逢いたくて」に合わせて、感動の物語が進んでいきます。
大好きな家族に囲まれて幸せだったジョン
行商人をしていたお母さんに、夏の暑い日も真冬の雪の日もついて歩いていた犬のジョン。家族の一員として、みんなに可愛がられていました。
しかし行商人をやめることになり、知人にジョンを譲って欲しいと頼まれ、泣く泣く手放す一家。
ところが、ある日貰われて行った家を飛び出し、毎日元の家に通ってくるようになりました。
ジョンと家族に訪れた2度目の別れ
数日そんなことがあった後…。ドアの呼び鈴がなり、表に出てみると…。そこにはジョンを貰い受けた夫婦が挨拶に訪れていました。
「急に転勤が決まり、引っ越さないとならなくなったものの、ジョンを連れて行っていいものなのかどうか…」と逡巡している新しいジョンの飼い主。
それに対しお母さんは「ジョンはお別れに来ていただけですから、どうか連れて行ってください」と話します。
大好きなお母さんを見つけて、嬉しくて思わず駆け寄ろうとするジョン。しかし、今までに見せたこともないような怖い顔でジョンをにらみます。
お母さんの言いたいことを察してすぐに引き下がるジョン。家族に訪れた、ジョンとの2度目の悲しい別れでした。
そして年が明けたお正月のこと。ある1枚の年賀はがきが一家に届きます。それは「佐藤ジョン」という名前とともに、犬の手形が押された年賀状。
言葉がなくても十分に理解できる素敵な年賀状。自分の近況を知らせたり、元気でいることを知らせるのが年賀状なら、手形でも十分かもしれませんね。
挨拶状ドットコム主催で行われている、年賀状思い出大賞の第6回日本郵便賞を受賞した作品をパラパラ漫画化し、さらに音楽ともにショートムービーにしたこの作品。年賀状の良さを再確認できる、古き良き日本的なあたたかさに満ちています。
(参考サイト:YouTube)
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