ほのぼの感がハンパない! 大の大人たちが奮闘する雪だるま救出活動

長い冬が終わり暖かい日差しが届くとき、春の訪れを喜ぶ一方で、悲しい別れが待っていることを覚えていますか?今回は、大切な物をありったけの努力で守り抜く、ちょっと大掛かりな救出大作戦をご紹介します。

舞台はスイスの山奥にあるとある村。春が訪れ、村に積もった雪が少しずつ溶け始めています。

別れの時

村人たちは待ち焦がれていた暖かい日差しに喜びの表情を浮かべますが、一方で悲しみにくれる子供たちがいます。長い冬を共に過ごした雪だるまが少しずつ溶けはじめ、そのかわいらしい姿を失おうとしているのです。

救出大作戦スタート

溶け出してしまっている雪だるまを悲しい表情で見つめる一人の少年の前に現れたのは一台のトラック。

トラックからお兄さん達が下りてきて、少年が大切にしている雪だるまを丁寧に持ち上げ、トラックの荷台まで運びます。

このトラックは荷台に冷凍機を搭載している冷凍トラックで、扉の中には既に複数体の雪だるまが積まれています。

少年は笑顔で雪だるまを見送り、雪だるまの“命”をお兄さん達に託します。

雪だるまは雪山を登り頂上へ

子供たちに別れを告げた雪だるまを載せたトラックはアルプスの山に到着します。そこから、お兄さん達の絶大なサポートを受けながら、雪だるまはリフトに乗り、急斜面を登り、時には吊り上げられながら崖を征服し、頂上を目指します。

そして、春の訪れと共に“命”を失いかけた雪だるまは遂に山頂に到着し、雪だるまにとって最適な環境で再び力強く息を吹き返すことができたというストーリーです。

このお兄さん達は実はチューリッヒという保険会社の人で、雪だるまを救出したように「あなたの大切なものを、ありったけの努力で守り抜きます」とのメッセージが込められたテレビCMでした。

(参考サイト:Ads of the World)

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