それは新しい支払いの形。お金の代わりに皿洗いで勘定できるレストランが面白い
お金の持ち合わせがなく、「皿洗いでも何でもしますから!!」と言いながらレストランの店主にお願いする…。昔のドラマにいかにもありそうな設定ですよね?しかし、実際に皿洗いで料金を支払えるレストランがあったとしたら…どうでしょう。
場所はパリ中心部。2014年10月16日から18日の間、初めての試みともいえる催しが開催されました。ランチかディナーを無料で食べられる代わりに、皿洗いをしないといけないというものです。それは、Mir Vaisselleという食器用洗剤メーカーが行ったプロモーション・イベント。
「いくら?」の代わりに「お皿何枚?」
前菜、メイン、デザート…。最後には、自分がその後しなければならない皿洗いの詳細が書かれた勘定書きがテーブルに届きます。
皿×2、フライパン×1、鍋×1…
人気ビストロを大幅に改装し、本来メインダイニングである一階フロアの中心にシンクを設置。食べ終わった人たちは、それぞれ勘定書きのお会計を済ませるべく洗い物にいそしみます。壁には自社ブランドの洗剤が置かれているので、各自好きな洗剤を選んだら…いざ食器荒いスタートです!
女性も男性もエプロンと手袋をして、楽しそうにごしごし…。時々ふざけて泡だらけ…。
ただで美味しいものが食べられて、楽しく食器洗いをしておしまいだなんて、お客さんにとってこんな嬉しいことはありませんね。メーカーも自社ブランドの洗剤を実際に使ってみてもらえるチャンスとあって、実に良くできたキャンペーンでした。
(参考サイト:YouTube)
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