寒さで凍えている子どもを見かけたら、あなたならどうしますか？ 極寒の地から届いた心温まる映像

誰かが助けを求めているとき、あなたは手を差し伸べられますか?

北欧ノルウェーの首都オスロ。とあるバス停で、一人の少年が寒さに震えながら座っています。「今、学校の遠足の途中で、ここで先生を待っているんだ。誰かが僕のジャケットを持っていっちゃって・・・。」と話す少年。

季節は雪の降る真冬。寒がる少年を目の当たりにして、大人たちはどのような行動に出るのでしょうか。

一人、また一人と、温かい救いの手が。

そんなかわいそうな少年を見兼ねた大人たちは、次々と自分のジャケット、手袋、マフラーを差し出します。

「どこの学校？どこから来たの？」「先生の電話番号は分かる？電話してあげようか？」
「大丈夫かい？寒いのかい？」

温かい防寒用具と共に、大人たちは温かい言葉で、少年の心にもそっと寄り添います。そんな彼らの行動に、寒さで凍えていた少年にも笑顔が。

実はこの映像、隠しカメラを設置し、少年をバス停へ座らせて制作されたものなんです。現在内戦の続くシリアでは、多くの子どもたちが寒さに震えながら辛い状況を過ごしています。そう、このバス停で一人震えていたオスロの少年のように。そんな子どもたちを、一人一人の募金で救うことができるというNPO団体による啓発映像です。

この動画を見た人からは「本当に心温まる映像ね」、「僕もジャケットを差し出すと思うな・・・」、「これ見て2回泣いちゃった」といったコメントが寄せられています。

『身近で困っている人に愛情を示すことのできる人が、遠くで困っている人に愛情を示すことができないわけがありませんよね』と、遠くシリアでの出来事をジブンゴトとして捉えさせる心温まる動画でした。

(参考サイト：YouTube)