賛否両論も戦略のうち? HIKAKIN新ブランド「ONICHA」発売
YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが自ら手がけた新ブランド「ONICHA(オニチャ)」のペットボトル麦茶が、全国のセブン-イレブン店舗で2026年4月21日(火)から順次発売となります。自身がプロデュースしたカップ麺「みそきん」に続く第2弾商品として、発売前から注目を集めています。
発売に先駆け、3月28日(土)からは自身のYouTubeチャンネル「HikakinTV」にて、真っ暗な画面に波音だけが流れる配信を行い、視聴者の関心を高めました。
その1週間後の4月5日(日)、動画内に桃太郎に扮したHIKAKINさんが登場し、「ONICHA」の発売を告知しました。

結婚し、子どもが生まれたことで「親として健康面をより意識するようになった」というHIKAKINさん。従来の麦茶市場が持つ「健康のために我慢して飲む、消極的な選択肢」というイメージを打破し、「楽しさで選びたくなるポジティブな体験」へと麦茶を再定義しようとしています。
麦茶を「楽しくワクワクする体験」にするため、パッケージには従来の麦茶にはあまりなかった要素を取り入れました。
キャラクター「おにっぴ」を採用した3種類のシンプルかつポップなデザインを展開し、従来の麦茶にはなかった「かわいさ」と「親しみやすさ」を訴求しています。
さらに、ラベル裏面に「鬼みくじ」を仕掛け、日常の飲用シーンに遊び心を付加。単なる飲料を「体験型の商品」へと昇華させています。

YouTubeチャンネルでは、「鬼には古来、人を惹きつける不思議な力がある」と、そのモチーフの意図を説明。現代で「最強」を意味する「鬼うまい」「鬼ヤバい」といった言葉のニュアンスも踏まえ、「日本の麦茶市場を『鬼』盛り上げる存在になりたい」という決意を象徴的に表現しています。
また、4月19日(日)には「ONICHAフライング無料配布イベント」をお台場で開催。希少性を演出する「事前抽選制」を導入し、ターゲット層への確実なリーチを図るとともに、商品の認知拡大を促進します。
一方で、ネット上では疑問の声も上がっています。既存の麦茶を「退屈な飲み物」とネガティブな言葉で表現したことや、ブランド名から国産原料を連想させつつも、実際には外国産大麦を使用している点などがネットユーザーなどから指摘を受けました。
しかし、こうした賛否両論を含む話題性の創出は、強力な個人の発信力を基盤としたプロモーション戦略の一環とも捉えることができます。
「HikakinTV」の登録数は2026年4月時点で約1,960万人。日本のトップYouTuberとしての影響力と発信力を武器に、消費を「体験」へと変える同氏のマーケティング戦略に注目が集まっています。
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