2026年元旦の新聞全面広告を総覧 読売新聞へ出稿した企業は……?

企業が“今年の1枚”に選んだ広告がずらりと並ぶ元旦発行の新聞各紙。新年の空気とともに発信される企業やブランドのメッセージは、普段とは少し違った響きがあります。PR EDGEでは、2026年1月1日(水)に掲載された5大新聞(日本経済新聞・朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・産経新聞)の広告を一気に振り返ります。

この記事では、読売新聞の第1部の「全面広告」を紹介します。

|集英社

100周年記念企画として、広げる、生み出す、対話する、継ぐを4つの柱に、エンタメの可能性をもっともっと広げたいという決意とともに、これからの成長を応援してほしいというメッセージをたくさんのキャラクターたちとともに伝えています。集英社は5紙に全面広告を出稿。読売新聞と産経新聞は同一ビジュアル。日経新聞・朝日新聞・毎日新聞の広告では、自社刊行物と幼児をフィーチャーしました。

|講談社

あえて自社の出版物ではなく「本屋さんに行こう。」と、その大切な販路にあたる書店を大きく掲げた講談社。本屋さんに集う人びとのイラストから、まっすぐに紡がれるメッセージには、書店の存在意義を訴えるメッセージが。書籍や出版物が人類の未来を担うと訴求すると同時に、「分断が叫ばれるような時代に、それでも互いに理解することを諦めないために」というメッセージを伝えました。右下に書店振興キャンペーンへの動線が用意されました。日経新聞・朝日新聞・読売新聞・毎日新聞の4紙で展開。

|積水ハウス

年末年始の帰省や家族とともに過ごす場所としての「家」について、「お帰りなさい」という言葉をキーワードに存在価値をやさしい言葉で表現しています。おせちの重箱を掲げて振り返る人物――視線の先にいる大切な誰かをイメージしやすいビジュアルも効いています。同社によると「ご家族の幸せな暮らしと住まいを支えてゆくことを約束する企業広告」だといいます。積水ハウスは5紙すべてで同一広告を展開しました。

|SEIKO

ロサンゼルス・ドジャース(MBA)・大谷翔平選手を起用して、1960年代のセイコークロノグラフ開発史の象徴である「SPEEDTIMER」の名を受け継ぎ、同社の“正確な時を計る”DNAを結集したスポーツウオッチである「プロスペックス」を訴求しました。同社は日経新聞・朝日新聞・読売新聞に新春広告を出稿。朝日新聞では同様に大谷選手を起用して「キングセイコー」をPR。日経新聞では「すごろく」を現代にアレンジした「ウゴロク」広告を展開しました。

|TOブックス

TOブックスは、2026年4月よりTVアニメが放送開始となる『本好きの下剋上』を掲載。原作小説やジュニア文庫版、コミカライズなどメディアミックス展開している同タイトルの魅力を訴求しました。

|大和ハウスグループ

2006年から長くCMナレーションを担当してきた、大竹しのぶさんが初めて広告へ登場。これまで大竹さんはナレーションで日本各地の暮らしにある「共創共生」のさまざまな形を伝えてきたといいます。新春広告でも柔らかく「自分たちの暮らしに必要なもの」と語りかけています。2025年に創業70周年の節目を迎え、71年目の新たなスタートにふさわしい、オーセンティックな企業広告です。大和ハウスグループは5紙すべてで同一広告を展開しました。

|東横INN

2026年1月に創業40周年を迎えるという東横INN。周年記念CMで「東横INN40年生」を演じる俳優の古舘寛治さんを起用して、40年間さまざまな人生のシーンで泊まった日の思いや変化を振り返るストーリーを展開しました。2月に「東横INN高知」がオープンすると全47都道府県での出店を達成するといいます。東横INNは日経新聞・朝日新聞・読売新聞で同一広告を展開しました。

|アシックス

「ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)」「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」は、まごうことなきお正月の風物詩。新春を駆けるランナーたちの足元を支え続けるアシックス社の新聞広告は毎年恒例の掲出です。日経新聞・読売新聞に新春広告を出稿した同社。しかし、それぞれのキービジュアルは異なっています。

|トヨタ自動車・CENTURY

昇る太陽のようにも、不死の鳳凰のようにも見える暖色系の背景に向かって、走り出すポジションの車体。トヨタ自動車のフラッグシップカーにあたる「センチュリー」の広告を5紙で展開。日経新聞を除く4紙の二連版広告をジャックしました。「豊田自動織機」からのDNAを織物として表現しています。CM(2025年10月公開)クリエイティブの延長にあるキービジュアルが印象的です。

|大正製薬・リポビタンD

「ファイトイッパーツ!」を合言葉に、昭和・平成・令和と人びとの「活力」を支えてきたリポビタンD。2026年1月1日(水)から始動した新たなブランドプロモーション「リポビタンDays」の第1弾として、晴れやかな空をモチーフにした新聞広告を掲出。また、RADWIMPSの代表曲「君と羊と青」を起用したTV CMもオンエア中です。同社は毎日新聞・朝日新聞・読売新聞に同様の広告を展開しました。

|ヤマト運輸

宅急便50周年を訴求。今よりも配送に時間がかかった時代から、宅急便の黎明期・1974年からともに歩んできたというりんご生産者グループとヤマト運輸社員の荷積みの風景を描きました。そこにあるエピソードは、これまで大切にしてきた企業精神の原点として心に響きます。周年だからこそ、初心を忘れずに前に進もうという想いが伝わってきます。ヤマト運輸は5紙すべてで同一広告を展開しました。

|Rakuten Mobile

イメージキャラクターを務める今田美桜さんが全面に出たビジュアルとともに、キャッチコピーに添えられた手書き風の「Thank you」の文字が目に飛び込んできます。2025年までの業績や評価の報告に加えて、2026年のサービス進化を宣言。特設ページなどさらなる飛躍へ向けた動線も揃っています。

|クラブツーリズム

新聞広告といえば……フルパッケージの海外旅行ツアーのキャンペーン広告。2026年のクラブツーリズムは、見開き全面広告で世界各地のツアーパッケージを提案。安・近・短の海外旅行先は、すでにフリープランの旅で訪問済みという中高年層をターゲットとしているのでしょうか。朝日新聞・読売新聞に新春広告を出稿した同社。しかしそれぞれの掲載内容とボリュームは異なっています。

|ANYCOLOR

2026年1月6日(火)の20時からYouTubeで全編配信されるVOLTACTIONと3SKMの2ユニットによる初のコラボライブの全面広告。それぞれのメンバーが対峙するビジュアルが印象的です。ライブだけでなく、VTuberグループ「にじさんじプロジェクト」の情報も掲載し、さらなる認知拡大も図っています。

|社会構想大学院大学・事業構想大学院大学

学部組織をもたない「大学院大学」という形態の総合専門職大学院にあたる社会構想大学院大学・事業構想大学院大学が見開きで紙面をジャック。それぞれの大学の実績企業名を背景に散りばめながら、干支の馬が左右に躍動感あふれるシルエットで添えられています。詳細をじっくり読まれることも、おおまかな印象を伝えることも両立させているレイアウトです。この新春広告は日経新聞・朝日新聞・読売新聞で展開されました。

|Canon

ブラジルのゴイアス州北部にある国立公園「ヴェアデイロス平原国立公園」で撮影した美しいビジュアルが印象的。この地で光輝く風景を、自社の光を操る「イメージング技術」と重ねたというこの広告。社会を支える多様な領域へとその可能性を広げることを訴求したといいます。日経新聞・読売新聞で展開された広告です。

そのほかの元旦新聞広告まとめ記事はこちらから(順次公開)

【日本経済新聞】第1部
【朝日新聞】第1部
【産経新聞】本紙
【読売新聞】第1部(本記事)
※別紙に出稿された広告は追って公開します。

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