受験期の“不安”に寄り添う赤本 ソフィ「生理対策本」無料配布プロジェクト2025
ユニ・チャーム「ソフィ」は、受験生を取り巻く心身の不安に寄り添う取り組みとして、「ソフィ #生理ケアは応援になる」プロジェクト2025を始動しました。
大学入試過去問題集で知られる教学社「赤本」とのコラボレーションにより、「受験生の生理対策」本を2025年11月27日(木)より無料配布。ほかにも限定デザインパッケージやギフト販売を11月上旬から展開し、受験期の女性を多方面から支えるブランドアクションを仕掛けています。

調査結果から見えた課題
同社が実施した調査では、女子学生の7割以上が「生理による頭痛や腹痛が原因で勉強に集中できない不安を抱えている」を抱えていると回答。一方で、母親の約半数は「娘が生理で困っていることに気づいていない」という認識ギャップも明らかになりました。2024年には、受験生と家族に向けて、想いを込めたムービーを制作・公開しています。
さらに「生理について母娘で話し合えていると思うか」という質問でも大きな差があり、受験期の不安は“本人だけが抱え込みやすい”構造が浮き彫りになっています。ソフィはこうした深刻なギャップを解消するため、2024年よりプロジェクトを開始。今年は取り組みを拡大し、より多くの受験生と家族に届ける設計へと進化させました。
「対策本」無料配布とPDF公開で情報アクセスを最大化
教学社の協力により制作された「受験生の生理対策」本は、受験前に知っておきたい基本的な生理ケアのヒントをコンパクトにまとめた冊子。2025年11月27日(木)から全国の一部書店で無料配布されるほか、特設サイトでは同内容のPDF版を公開し、スマホでも閲覧可能にしています。
昨年の取り組みでは「生理のことを誰にも相談できなかったが、生理対策本を読んで安心できた」「子どもの生理について応援する視点を持てた」という声が寄せられており、冊子が“受験期の対話のきっかけ”として機能したことがうかがえます。紙とデジタルの両軸で提供する今年の施策は、その価値をさらに広げるアプローチといえます。

限定パッケージとギフトで“応援”
プロジェクトでは、受験生を応援するメッセージ入りの「ソフィ はだおもい」まとめ買いパックを11月上旬より期間限定で発売。さらに、ユニ・チャーム ダイレクトショップでは「受験生応援 生理ケアギフト」も展開し、生理用品5点に冊子をセットにした“お守りギフト”として人気を集めています。
受験生に見守り、応援するという気持ちを届けるコミュニケーションツールとして機能している点が特徴的です。

ブランドの存在価値を高める施策
受験は多くの女性にとって大きな節目であり、不安が重なるタイミングでもあるもの。ソフィはその“人生の節目”に寄り添うことで、生活者のウェルネスを支える存在としての信頼を積み重ねています。
「赤本」というツールに重ね合わせることで情報アクセスを広げ、母娘の対話をうながし、気持ちを託す仕組みまで用意した今回の施策は、生理ケアを「応援」に変換するブランドアクション。生活者の不安に寄り添う姿勢を示しながら、ブランド価値を強化します。
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