“社会人ブルー”のち晴れへ 日本生命が若年層に寄り添うPRイベントを実施
日本生命保険相互会社は、若手社会人が抱える不安や葛藤に寄り添う体験型イベント「#みんなの社会人ブルー展」を2025年11月21日(金)から4日間、東京・渋谷にあるShibuya Sakura Stage 3階イベントスペース「BLOOM GATE ZONE A」で開催します。

本イベントは、2025年3月に新宿駅で展開したOOH施策「新社会人ブルー処方箋」(くわしくはこちら)に続く取り組みであり、同社の一貫したコミュニケーション戦略に基づいているようです。
3月のOOH施策では、薬袋を模した「処方箋」をピールオフ形式で掲出して、通行人が持ち帰れる仕掛けを導入。その薬袋には「仕事が私のこと好きみたい」「天職活動中」など、前向きな言葉を記したステッカーを封入しました。このOOH展開は、体験価値を通じて同社が不安を胸に社会へと飛び立とうとする新社会人に向けて「寄り添う姿勢」を体現させました。

その後継事例となるこのリアルイベント「#みんなの社会人ブルー展」は、ターゲットを新社会人から20代後半~30代前半へと拡張。クォーター・ライフ・クライシス(QLC)に焦点を当てました。クォーター・ライフ・クライシスとは、キャリアとプライベートの両立や人間関係の変化などをめぐって、人生の4分の1(クォーター)を経た20代後半から30代半ば頃に感じる漠然とした不安や焦りを指すといいます。

会場では、悩みパネルへの共感シール投票や、悩みを吹き飛ばす射的コーナー、2025年の自分の頑張りを書き込む「ジブンえらすぎ大賞」など、参加型コンテンツを展開します。来場者には「社会人エールチャーム」を配布し、ポジティブなメッセージを持ち帰れる体験を提供します。

また、公式Xでは「#みんなの社会人ブルー展 開催記念キャンペーン」を実施。2025年春と同様に、共感する悩みを投稿した参加者に抽選でハーゲンダッツ引換券をプレゼントするなど、リアルとSNSの連動させました。

OOHからリアルイベント実施へと発展した本プロジェクト。生命保険という無形商材において、若年層との接点を「共感」を軸に構築し、企業・ブランドをめぐる好意を醸成しようというアプローチです。春事例でのステッカー配布に続いて、人びとにエールを送る“おまもり”ノベルティーとしてチャームを制作し、年末年始の繁忙期を迎える若手ビジネスパーソンを励まします。
単発の話題創出に留まらず、ターゲット層のライフステージに応じてテーマをシフトさせることで、ブランドストーリーを継続的に発信する本事例。継続展開だからこそプロジェクトコンセプトを見失わず、メッセージ力を強めてふたたび若年層へと切り込みました。
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