ホラー映画の必需品!? IKEAで入手できる便利アイテムとは

2025年、東京・渋谷では「迷惑ハロウィーン禁止」という合言葉で例年行われる大規模なハロウィーンパーティーに自粛ムードが走る一方で、ハロウィーンそのものの文脈を捉えた企業のマーケティング活動自体は大いに盛り上がりました。

さまざまなコラボ商品や期間限定のパッケージ、ハロウィーンらしさが詰め込められたCMが生まれた中でインテリア大手のイケアはとある“ホラー映画インサイト”を突くことでシンプルながらも斬新な方法で自社商品の使い方をアピールした統合キャンペーンを中東地域で実施しました。

 

 

そのとある“ホラー映画インサイト”とは、怖いシーンを見る際に思わず顔を手元にある物で覆ってしまう行動のこと。本来の用途ではないものの、あえて安心感を象徴する存在としてブランケットやクッションを描くことで、ホラー映画を観たくなるシーズンに適した自然なプロモーションを実現したのです。

企画を担当した広告代理店のGlobal CCOを務めるDan Fisher氏は「素晴らしいアイデアはいつも“真実”から生まれてくるのです。今回着目したのは恐怖心を和らげたい時に誰しもがやったことがある、クッションやブランケットで顔を覆ってしまうという世界共通の“真実”。何気ない日常の一幕を彩るイケアならではの特徴をわたしたちらしいクリエイティブに落とし込むことができたと確信しています」とコメント。

デザイン性や機能性、価格ではなく直感で理解できる表現を追求することで、ハロウィーンだからこそ説得力がある力強いクリエイティブに仕上がったのでしょう。

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