タワレコ渋谷店が大幅リニューアル実施 “音楽”と“推し活”の新聖地を目指す

タワーレコード渋谷店は、店舗の1階と3階から6階の一部を2025年11月4日(火)から順次改装することを発表しました。リニューアルエリアは2026年2月28日(土)にフルオープンし、「トレンドの、その先の“好き”へ。」をテーマに、訪れる人々が“好き”を見つけ、深め、共有できる、音楽とカルチャーとファンが交差する「新体験型ミュージックストア」を目指すものです。

タワーレコード渋谷店の大型リニューアルは2023年のアナログフロア拡大以来となる、2年ぶり。今回のリニューアルでは、合計5つのフロアを時代の潮流にあわせて刷新する予定だといいます。

とくに1階はエントランスからレジの配置にいたるまでフルリニューアルとなり、視認性の高い売り場へと変貌を遂げる予定です。これまでにない新たなディスプレイ方法として、体験型ウェルカムゲートが登場。ゲート内には天井近くに鏡をセッティングし、思わずSNSにアップしたくなる空間となります。ここでは、ゲート内でしか聴くことのできない限定のBGMも必聴。ゲートをくぐると奥にはLEDサイネージが現れ、新たな音楽との出会いを創出します。

その隣のパワープッシュエリアでは、CDやアナログレコード、書籍、人気のタワーレコード・オリジナルグッズといった多種多様なカタログ商品が充実。渋谷店だからこそ実現できたという充実の品揃えで、顧客の音楽熱を高めます。さらに、このエリアの手前には、問い合わせカウンターを配置。入口付近にてスムーズな案内や特典配布を行うことにより、顧客のより良い買い物体験を実現します。

そして、昨今の推し活ブームに対応した“推しエリア”も展開。タワーレコードの大人気商品である推し活グッズを豊富に取りそろえるほか、1人で来店しても写真撮影ができる、自撮り機能付きのフォトスポットが常設されます。

一方、3階から6階においては売り場の一部分を改装。個室のフォトスポットやネオンサイン風の装飾が登場し、これまで以上に“推し活”がはかどるスポットに変化します。

邦楽を取りそろえる3階では、J-POPのカタログ在庫を強化し、従来の約1.5倍の品揃えを想定。メジャーからインディーズまで、J-POPの多様な魅力を再構築し、世界中から注目を集める“日本のポップカルチャー”の発信基地を目指します。

アイドルとアニメ・ゲーム作品が中心の4階では、人気のフォトスポットを個室化し、より没入しやすい空間に改造。等身大ビジュアルの隣に巨大なミラーを設置することで、アーティストと同じステージに立っているかのような写真撮影が手軽にできる“ダンススタジオ風フォトスポット”も完備しています。アーティストやイベントの特徴にあわせて、ライティングも変更できる特別仕様のスペースです。

アニメ・ゲームコーナーでは、ラック数を従来の1.5倍に増加。日本が誇るアニメ楽曲のさらなる盛り上がりに対応し、商品バリエーションを増やすことでファンの熱量に応えます。

K-POPの名所として知名度を上げてきた5階では、“韓国らしさ”をさらに追求。現地の繁華街をイメージしたネオンサイン風の装飾照明を導入し、日本に居ながらにしてK-POPの本場の空気を感じられる空間を演出することでファンの熱気を煽ります。

アナログ専門店TOWER VINYLを展開する6階の一角では、スタンディング式のビアバー「TOWER RECORDS BEER」を新設。国内のブルワリーを中心に、人気のIPAや季節限定醸造といった、個性豊かなクラフトビールを全12タップが用意されます。さらに、オリジナルのクラフトビールも提供予定。タップから注ぎたての1杯を店内の音楽とともに堪能できる空間は、これまでにない至福の体験の提供となりそうです。

また、店内にDJブースを設置し、先行リリースリスニングパーティーなど“ビールを片手にアナログレコードを大音量かつリアルタイムで楽しむことができる”特別なイベント等の開催も予定されています。

1995年の移転オープン以来、渋谷のカルチャーをリードしつづけてきたタワーレコード渋谷店が大幅なリニューアル。CD不況も叫ばれるようになって久しいなか、新たな音楽との融合体験の場の創出で、次の時代の“音楽の楽しみ方”を創造しています。タワーレコードというブランドが目指す新たな音楽との共存・共栄のかたちには期待が高まります。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る