下北沢で“耳で読む本”を体感――読書離れに向き合うオーディオブックのPR

オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンクは、2025年10月16日(木)から19日(日)の4日間、東京・下北沢のBONUS TRACKで展示イベント「読書、諦めなくてもいいかも展」を開催します。

読書離れや多様な読書困難層といった社会課題に真正面から向き合い、潜在的な利用者との接点を生み出すPR施策です。

社会課題に向き合うきっかけづくり

この施策の背景には、日本で加速する読書離れがあります。文部科学省の調査によると、1カ月に1冊も本を読まない人は6割を超えたといいます。一方で、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆/集英社)がベストセラーになるなど、「読みたいのに読めない」という悩みへの関心も高まっています。

オトバンクは、創業者の「祖父のように目の不自由な人も読書を楽しめる世の中を作りたい」という想いから生まれた会社。今回のイベントは読書から遠ざかってしまった人たちに、「読書、諦めなくてもいいかも」と感じてもらうきっかけを届けています。

“耳で読む読書”を立体的に体験

会場には、実際に音声を聴ける体験ブースを設置し、日常生活での活用シーンを紹介します。制作の裏側やユーザーの声、識者のコメントなども展示することで、オーディオブックの魅力を多面的に伝えます。


オーディオブック体験ブースイメージ

さらに、声優による朗読ライブや著者・ユーザーイベント、ショートショート作家・田丸雅智さんによるワークショップなど、多彩な企画も用意。「聴く」「見る」だけでなく、「語る」「つくる」体験を組み合わせることで、来場者とサービスの距離をぐっと縮める構成になっています。

下北沢という“街”を活かしたリアルな接点設計

今回のイベントは文化的な発信力を持つ下北沢を舞台に、無料・申込不要という形式で実施。ふらりと立ち寄れる気軽さがあり、生活者とのリアルな接点を広げることを目指しています。

オーディオブックは、移動中や家事の合間など、生活のあらゆるシーンで楽しめる“第3の読書形態”として広がっているもの。スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及、定額制サービスの浸透も追い風となり、利用者は急増しているそうです。

今回の施策はそうした市場の流れを踏まえつつ、読書から離れてしまった層に目を向け、ブランドの理念と社会課題を結びつけて発信しています。

ブランドの想いと社会をつなぐPR施策

「読書、諦めなくてもいいかも展」は、読書離れという社会課題に対して企業の姿勢を示すPR施策。展示・体験・対話を通じて、認知から理解・利用促進までを一体的に設計し、“耳で読む読書”という新しい習慣を自然に生活者へ届けています。

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