MIYASHITA PARKを“体験型メディア”に 第1弾は来日直前のOasisが館内ジャック

三井不動産株式会社は、「MIYASHITA PARK」(東京都渋谷区)を”体験型メディア”としてリニューアルします。2025年10月11日(土)に新区画「Park in Park」を開業するとともに、施設内外に59面のデジタルサイネージを新設。このリニューアルによって、新区画と新設されたサイネージを連動させることで、MIYASHITA PARK全体をジャックしたかのような演出が可能になるそうです。

その第1弾として10月25日(金)・26日(土)に東京ドームで16年ぶりの来日公演を行う英ロックバンドOasisとのコラボレーションが行われます。

新たに開業する区画「Park in Park」は、同館の「渋谷横丁」に隣接するエリア、MIYASHITA PARK南街区1階に位置します。区画内は、飲食エリアとギャラリーエリアで構成する予定です。

「半地下酒場」(東京・神泉)、「半駄ヶ谷」(東京・千駄ヶ谷/北参道)を手掛ける合同会社今添笑店の今井 洋さんが飲食エリアをプロデュース。外装に約13m×3mの看板を設置したギャラリーエリアは、大型イベントから日常的なイベントまで幅広く対応する予定です。

館内ジャックの要となる59面のデジタルサイネージは、館内42面と屋外17面を設置。館内では連続性のあるコーナーサイネージと、フードホール前には5m×3mの大型サイネージを配し、スピーカーとの連動により映像と音響が一体となった演出がおこなえるそうです。

また、屋外では渋谷駅側遊歩道に高さ3.5mの三角柱サイネージを8本、エレベーターファサードに6m×7mの大型サイネージを設置する予定です。

第1弾となるOasisとのコラボレーションでは、Park in Park内に日本唯一の「Oasis Live ’25 Tokyo Fan Store」を展開します。ポップアップショップでのオフィシャルグッズ販売に加え、新設サイネージを活用して館内各所にOasisのビジュアルを掲出し、楽曲を流すことでファン待望の“奇跡の再来日”を盛り上げます。

2020年6月にグランドオープンしたMIYASHITA PARKは、公園・商業施設・ホテルが一体となった低層複合施設で、インバウンドや観光客などさまざまな人が往来する渋谷の人気スポット。その施設全体が「あらたな広告メディア」と変貌することで、今後どのような事例展開が待ち受けているのでしょうか。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る