“B・M・S・G”を体感せよ!ーー5周年を記念して渋谷をSTREET GALLERYに変貌
BE:FIRST、MAZZEL、HANAといった人気グループのアーティストマネジメントや楽曲制作、イベント企画などを手がけるBMSGは、2025年9月18日(木)に設立5周年を迎えます。周年を記念して、渋谷全域を舞台とした展示企画「BMSG STREET GALLERY」を9月17日(水)から23日(火)までの期間に開催。
コンセプトは「GRAND CHAMP」だといい、SHIBUYA TSUTAYAを起点にセンター街や神南エリアなど、渋谷をジャック。その活動の「軌跡と奇跡」と、今後の展望をインスタレーションで表現します。
BMSGは、ラッパー・SKY-HIが2020年に立ち上げた音楽事務所で、従来の音楽ビジネスの枠組みにとらわれず、アーティストマネジメントや楽曲制作、イベント企画のほか、オーディションやオンラインサロンなど多角的な事業を展開する「スタートアップ企業」。持続可能な音楽業界の構築を目指しています。
今回の展示は「zone B」「zone M」「zone S」「zone G」と、BMSGの頭文字にちなんだエリアで展開する構成が特徴です。
SHIBUYA TSUTAYAでは、過去の映像や写真を通じて活動を振り返る「BEYOND 5 YEARS」を実施(zone B)。同店は、アーティストグッズ販売や、コラボカフェなどを行う基幹ミュージアムという位置づけです。
そしてSHIBUYA TSUTAYAに隣接するセンター街には、フラッグ広告を掲出。メモリアルな瞬間を時系列で並べた「MEMORIAL STREET」が登場します(zone M)。
神南エリアで実施するzone Sは、ポスター展示「SHOWCASE OF TALENTS」を実施。フラッシュ撮影によって絵柄が浮かび上がるというインタラクティブなもの。これは、企業MISSIONを「才能を殺さないために。」として、アーティストに光をあて、その才能を輝かせてきたBMSGを象徴するようです。
さらに、渋谷PARCOに隣接するエリアをzone Gとして、高さ約6.4mの巨大壁画「GRAND CHAMP MURAL」を掲出します。
同社代表は、その歩みを「軌跡と奇跡」と押韻して表現。イベントでの展示構成やネーミングに、言葉遊びを反映して、現役ラッパーが率いるという「企業の個性」をゆたかに表現します。
また、近年の広告・展示トレンドにも通じたプランだと気がついた人も少なくないはずです。たとえば、店舗をミュージアム化したKOMEHYO SHIBUYAのイベント(紹介記事はこちら)や、渋谷駅を博物館化しようとしたポケモンの事例(くわしくはこちら)は記憶に新しいもの。そして、MURAL(壁画/講談社の事例はこちら)のようにアートシーンで注目を集める手法を取り入れました。
ファンに向けた記念イベントであると同時に、音楽やカルチャーに関心を持つ幅広い層に向けた体験型展示として位置づけられたこの事例。渋谷の街を歩くさまざまな人びとに向けて、企業やその歩みを多角的に伝えるための工夫やアイデアが盛り込まれています。
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