バスの待ち時間にクレーンゲームはいかが? デジタルサイネージの意外な活用方法
ユニリーバ傘下のデオドラントブランドとして世界中で愛されているAxeは、そのスタイリッシュなデザインや手頃な価格だけでなく幅広い香りのラインナップも人気の理由となっています。そんなAxeがギリシャで新たに発売したCherry Fizzのプロモーションとして公開されたのは、ユーザーの参加性を極限まで追い求めたインタラクティブなデジタルサイネージでした。
アテネ市内のとあるバス停に設置されたサイネージは、目の前に人が来ると“Grab the Sweet!(スイーツを手に入れろ!)”というキャッチコピーとともにQRコードが表示されます。そのQRコードを読み込むとクレーンゲームが始まり、スマートフォン経由で操作をしてAxeのスプレーボトルを落とせたら、香りのサンプルを入手でき、さらに自宅宛に同商品を1本送るかどうかを選択できます。
誰もが知るクレーンゲームというフォーマットと、実際に商品を入手できるという分かりやすいメリットが大きな話題を呼び、わざわざこのゲームのためにこのバス停を訪れる人も生じたそうです。
「ユーザーの興味を引き出すこと」を突き詰め、バスの待ち時間という暇を持て余しがちなタイミングとインタラクティブなコンテンツを組み合わせることに辿り着いた興味深い事例でした。
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