Radioheadの名曲と共に地球温暖化を“視覚的に描いた”WWFの動画
かれこれ何十年にもわたり、人類規模の課題であると叫ばれている地球温暖化。人間の活動によって年々上昇していく気温がじわじわと海面を上げており、その海水の温度すらも上がっていっていると言われています。
あるポイントまで進んでしまうと後戻りこそできないものの、なんとか遅らせる、あるいはその直前で食い止めることができるのだという悲痛なメッセージを“特殊な撮影方法”で表現した映像が世界自然保護基金(WWF)から公開されました。
“In Hot Water(熱い水の底で)”というタイトルの動画は、全編ストップモーションアニメで制作されました。主人公である少年が海の底へと飛び込み、そこで出会った魚たちと仲良くなるものの徐々に上昇していく水温によって気づいたらあらゆる命が息絶えてしまった世界に様変わりしていく――そんな衝撃的な様子がRadioheadの名曲「No Surprises」と共に映し出されます。温度の違いを見せるためにサーマルカメラで撮影しているかのように濃い水色から濃い赤色へと変わっていく演出も施されています。
本編と同時公開されたメイキング映像では気が遠くなるほど繊細で丁寧な制作過程が紹介されており、WWFの地球温暖化防止に向けた執念とも言える強いこだわりと想いが込められていることが伺える、そんなインパクト抜群な事例でした。
その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

0