ロンドンのパブを丸ごとポルトガルに輸送！　ハイネケンの超大型施策

2025年5月24日（現地時間）にポルトガル・リスボンで行われたUEFA女子チャンピオンズリーグの決勝戦。多くのサッカーファンが注目する試合である一方で、リスボン外からやってきて現地で試合を観戦するファンは、普段と違う環境で推しのチームを応援しなければなりません。

そんな状況を少しでも変えようと試みたビールブランドのハイネケンは、思わず「まさか」と言ってしまいそうな“ある物”をわざわざリスボンまで運ぶという大規模な施策を行いました。

ハイネケンが運んだ“ある物”とは、なんとパブそのもの。サッカーファンの約50％が試合の観戦前に行きつけのパブで景気付けのビールを飲む傾向があるという調査結果に基づき、そのルーティーンをファンができるようにとあるカップルの行きつけのパブをわざわざロンドンからリスボンまで文字通りトラックで“運んだ”のです。

アウェーな環境で行われる決勝戦を、せめて慣れ親しんだパブでハイネケンを飲んでから観戦してほしいというとことんユーザー目線な施策として多くの話題を呼びました。

実際にお酒を消費するエンドユーザーも、彼らにお酒を提供するパブも、ハイネケンにスポンサードされるUEFA女子チャンピオンズリーグの運営も、すべての関係者が喜ぶ完璧な座組で行われたこの施策。日本でもスポーツに関係する企業や団体のスポンサー活動を行うブランドの参考になるのではないでしょうか。

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