育て、未来の大谷翔平!こどもの日を記念して岩手日報社が「バットになる新聞広告」を掲出

株式会社岩手日報社は、こどもの日を前にした2025年5月2日(金)付の朝刊に、自社広告「バットになる新聞広告」を掲載しました。

大谷翔平選手をはじめ、佐々木朗希選手や菊池雄星選手など、多くのメジャーリーガーを輩出してきた岩手県。ただ、近年では県内の野球チーム数が減少傾向にあり、過去15年間で約4割も減ったとのこと。さらに、地上波での野球中継も減少し、野球のルールを知らない子どもも増えているといいます。

こうした現状を受けて、新聞の「家の中にまで届く」という特性を活かし、子どもたちが初めて野球に触れるきっかけをつくりたいという想いから、本広告を企画しました。

2021年11月にも掲出し、SNSで話題となった「バットになる新聞広告」を、クラウドファンディングで一部資金を募り、デザインを新たにして再掲載。新聞紙を丸めるとバットの形になる仕掛けが施されており、自然とボールを打ちたくなるような工夫が詰まっています。

地域課題を正面から捉え、メディアの特性を最大限に活かして行動喚起へつなげた事例。「手に取って体験できる」新聞の強みを活かし、親子の会話や実際のアクションを引き出す設計が秀逸です。

クラウドファンディングによって地域の共感を巻き込みながら、社会課題の解決と新聞広告の可能性を同時に提示した点も高く評価できます。MLBで岩手出身の選手が活躍する今、「この広告から次世代のスターが生まれてほしい」という地元の熱い期待が込められた、想いの伝わる施策でした。

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