渋谷が『アオのハコ』一色に!最終回記念、渋谷で大型イベントスタート
現在TBS系28局にて、毎週木曜よる11時56分から全国同時放送中のTVアニメ『アオのハコ』。2025年3月27日(木)に控えた最終話の放送を前に、TBSテレビは渋谷の街全体を巻き込んだ大型イベントを3月24日(月)から3月30日(日)まで開催しました。
作品の世界観を街中に再現することでファンの熱量を最大限に引き出し、最終話への期待を高めるだけでなく放送後のコミュニティ活性化も狙う戦略的なPR展開です。
渋谷のランドマークを舞台にキャラクターと出会う
今回のイベントは、渋谷の中心地にあるSHIBUYA109渋谷店やMAGNET by SHIBUYA109をはじめ、駅周辺のストリートボードや大型ビジョンを活用して実施。まさに渋谷が『アオのハコ』一色に染まる1週間です。
SHIBUYA109渋谷店の店頭イベントスペースでは、大きな“アオのハコ”を表現した主要キャラクターの巨大モニュメントフォトスポットが登場。来場者には、ここでしか手に入らない学級新聞風フライヤーが配布されており、ファン心理をくすぐる仕掛けが随所に施されています。
また、MAGNET by SHIBUYA109のエントランスイベントスペースでは、描き下ろしイラストを使用したビッグボードとともに、作中の“部室のロッカー”を模したフォトスポットも設置。ファンは物語の世界をリアルに追体験できる空間を楽しめたことでしょう。
トリートボード&大型ビジョンの連動展開
渋谷駅近辺では全9か所のストリートボードにて、各キャラクターの名シーンや名言ビジュアルを掲出。スペイン坂や宮下公園など人通りの多いエリアに点在しており、街歩きそのものが『アオのハコ』の世界を旅するような体験に。
さらに、渋谷の大型ビジョン「KEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール」ではイベント期間中、スペシャルムービーが約10分に1回上映されています。朝9時から深夜0時まであらゆる時間帯で作品と触れ合える設計となっており、渋谷全体が『アオのハコ』の舞台として機能しています。
SNSキャンペーンでオンラインとオフラインを連動
リアルイベントと並行して、ファン参加型のSNS投稿キャンペーンも実施。フォトスポットやポスターの写真を撮影し、ハッシュタグ「#渋谷アオハコ」をつけてX(旧Twitter)に投稿。その画面をSHIBUYA109渋谷店のイベントスペースで提示すると、曜日ごとに異なるオリジナルアイテムがプレゼントされます。
ノベルティの配布時間は平日が11:00〜18:00、土日は10:00〜20:00までとなっており、アイテムには数に限りがあるため、SNS上では「何曜日に行くべきか」についてファン同士の情報交換も活発に行われていました。
放送前後のファン心理を掴む体験型PR
アニメの最終話はファンにとって特別な“感情のピーク”であり、同時に視聴習慣の終わりを意味する重要なタイミング。今回の『アオのハコ』最終回記念イベントは、リアルな空間を通じて“作品と触れ合える”体験を創出することで、視聴への期待感を高められたようです。
また、ノベルティ配布やSNS連動施策によって参加者同士の交流や感情の共有も促進されており、放送終了後の「ファンとしての余韻」を支える仕掛けにもなっていることが伺えます。これにより、アニメ自体の長期的な価値創出にも貢献するでしょう。
渋谷×アニメ×SNSの好循環を生む施策
TBSテレビによる『アオのハコ』最終話記念イベントは、リアル空間×デジタル×コンテンツの三位一体で展開する施策の好例。多様なメディアを連携させることで、渋谷の街を「作品の舞台」へと昇華させ、ファンとの深いエンゲージメントを実現しています。
体験価値とシェア価値を両立させた今回の取り組みは、今後のアニメPRや街を活用したコンテンツプロモーションにおいて参考となる施策でした。
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