消えゆく新商品の多さを展示。クラダシの「にんきよりこころいきを買ってください展」
フードロス削減を目指す食品ECプラットフォーム「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシは、「定番商品」として長く愛されることを目指して新商品を生み出し続けるメーカーの挑戦と努力を称えるため、2025年3月21日(金)から3月30日(日)まで、東京ミッドタウン八重洲地下1階通路で「にんきよりこころいきを買ってください展」を開催します。
日本の食品業界では、年間約5,000品もの新商品が誕生している一方、1年以上生き残る商品はわずか3割ほど。メーカーは、四季折々のイベントに合わせた限定フレーバーやコラボ商品などを定期的に投入し、「新しいもの」や「限定品」に強い関心を持つ日本の消費者の嗜好に応えるべく、絶えず試行錯誤を重ねているそうです。
新商品の開発には平均1年もの時間がかけられ、その発想力やネーミングにはメーカーの“こころいき”が込められています。今回のイベントでは、各メーカーが情熱を注いで生み出した挑戦的な一品や、惜しまれながらも販売終了となったものの、多くの消費者に愛された食品・飲料を展示・販売します。
ユニークな展示商品の一例として、銚子電鉄の「経営状況がまずい」にちなんだ「まずい棒」があります。メーカーは「まずいものを販売するわけにはいかないため、正直、美味しいです」と、ユーモアを交えながら商品に込めたこころいきを語っています。このように、終売となった商品のラインナップやその数を目の当たりにすることで、食品業界の現実を実感できる機会になりそうです。
一度は市場から姿を消した商品が復活し、実際に購入できる施策。消費者に、商品の背景にあるストーリーを考えさせるきっかけを提供します。思い出の味や懐かしい商品と再会し、親しみを感じるだけでなく、新商品の生存競争の厳しさを知ることで、メーカーの挑戦や努力にあらためて気づくことができるのではないでしょうか。
今後市場に並ぶ「新商品」を見る目も変わりそうな取り組み。食品業界全体へのリスペクトを生み出すユニークさが、高く評価できる事例でした。
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