FASHION Xの古着回収ボックスを京王プラザホテルに初設置 循環型社会の実現へ
株式会社京王プラザホテル、株式会社FASHION X、京王電鉄株式会社は、環境負荷の低減と利用者の利便性向上を目的に、2025年2月1日(土)より京王プラザホテル館内に古着回収ボックスを設置し、不要な衣類の回収を開始しました。ホテル施設内にFASHION Xの回収ボックスが設置されるのは全国で初めてです。
東京都新宿区の京王プラザホテルは開業以来、ユニバーサルサービスや排水・廃油の再利用となど、持続可能な社会の実現に取り組んできました。一方、FASHION Xは2023年度に京王電鉄の共創プログラム「ROOOT」に採択され、2024年5月から京王線・井の頭線の一部駅や施設で古着回収を実施しています。「ROOOT」での実証実験を経て、京王電鉄グループへの設置拡大を目指し、今回の京王プラザホテルとの協業が実現しました。
年間約80万人が宿泊し、その9割を外国人観光客が占める京王プラザホテルでは、旅行中に不要になった衣類が客室に残されることが多く、保管や処分費が課題となっていました。館内4カ所に設置された回収ボックスを通じて、宿泊客から不要になった洗濯後の衣類を集め、循環型社会の推進に貢献します。
回収した古着はリサイクル品として再利用されるほか、京王沿線を含む様々な場所でリユース・アップサイクル品として循環される予定とのこと。ホテル内にとどまらず、京王沿線の他の場所でも活用されることで、「グループ全体でサステナビリティを推進している」という印象を与えられそうです。
宿泊者が不要な荷物を減らせるだけでなく、ホテル側も衣類の保管費・処分費といった問題を解消でき、双方にメリットのある取り組み。サステナビリティへの関心が高まる中、事業と環境負荷低減を結びつけることで、企業イメージの向上にもつながりそうです。
その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
![記事をブックマークする](https://predge.jp/wp-content/themes/prtimesmedia-theme/assets/img/contents/bookmark_btn/bookmark_btn0.png)
0