人口1,000人未満の町にある食堂が「コミュニティダイナー」に大胆リブランディング

北海道士別市に本社を置く株式会社イトイグループホールディングスのグループ企業・株式会社北秋では、北海道の朝日町にある食堂「せいふう舘」を、2025年2月4日(火)から毎週火~土曜日に、15時~18時までの3時間、利用者が自由に使える場として開放します。

1995年に創業したせいふう舘は、近隣の土木・建築業者をはじめ、人々を家庭的な温かい料理で満たしてきました。創業30年となる今年、ブランドロゴを一新し、「ご飯」と「人」、朝日町に昇る朝日をイメージしたオレンジ色の吹き出しをあしらいました。食を通じて面白い場所づくりを実現するべく、食堂を「コミュニティダイナー」としてリブランディングします。

食堂では従来、11時~14時までランチ営業を、18時以降は宴会やイベントが中心のディナー営業を行ってきましたが、今回のリブランディングに伴い、間の15時~18時までを利用者に開放します。

さらにフリーWi-Fiやテレビゲーム、漫画、カラオケを設置するほか、今後はワンドリンク付きや無料利用可のカラオケプランも実装予定です。地域の人々の交流を通じて、新たなつながりや地域の活気にもつながりそうです。

地方の食堂が少子高齢化で次々と閉店する中、人口1,000人未満の小さな町・朝日町で新たな挑戦がスタートします。大胆なリブランディングで、町内外の消費者に食堂を活用してもらう機会もさらに広がるのではないでしょうか。飲食店の枠を超えて、人々が自由に集える「場」を提供する、地域の活性化に貢献しそうな取り組みでした。

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