次は「おとなが解く」問題を。共通テストの問題・解答掲載日に合わせた健保連の新聞広告
健康保険組合連合会は、日本の医療費の仕組みや健康保険制度について関心を寄せてもらえるよう、2025年1月20日(月)の読売新聞朝刊および日本経済新聞朝刊に啓発広告を掲出しました。
2025年は、戦後のベビーブーム期に生まれた「団塊の世代」がすべて75歳以上の後期高齢者となる年。さらに、高齢者人口がピークを迎えるとされる2040年頃にかけて、人口の高齢化や医療の高度化・高額化などが進み、少子化に伴う現役世代の減少もあいまって、医療保険制度が深刻な財政危機に陥ることが危惧されています。
こうした少子高齢化に起因する医療と健康保険の「問題」に着目し、一人一人に問題を考えてもらえるよう、“テスト形式”で広告紙面を作成。新聞紙面に大学入学共通テスト2日目(1月19日実施)の問題と解答が掲載される1月20日(月)に合わせて掲出しました。
広告は、15段広告と5段広告の2種類のデザインが用意されています。15段広告では、医療と健康保険に関する3つの問題と解答を掲載。広告内には二次元コードを設置し、アンケートに回答すると抽選でデジタルギフトが当たるキャンペーンも案内しています。
もう一方の5段広告には、2日間の大学入学共通テストを終えた学生や、その家族・友人、周囲の人々への激励のメッセージが記されています。また、「おとなが解く」問題があることを訴求し、紙面内に興味を引く仕掛けが施されています。
共通テストの答え合わせを目的に、多くの人が新聞を手に取るタイミングで掲載された広告。4択の中から答えをひとつ選ぶ形式はまるで実際のテストのようで、多くの人の関心を集めそうです。さらに、15段広告と5段広告を組み合わせることで、受験生や周囲の人々への労いのメッセージを発信しつつ、社会問題への関心喚起も行う、斬新な啓発広告となっています。
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