パートナーはポケモン!PLAZAオリジナルデザインのポップな生理用品を無償配布
お菓子やコスメ、生活雑貨などを扱うライフスタイルストア・PLAZAによる社内プロジェクト「Nice to meet me!」は、Z世代を中心とした女性のこころとからだに、あたらしい出会いを届けようというもの。その一環としてオリジナルパッケージのオーガニック生理用ナプキン「The Week Sanitary Pad」や、サニタリーショーツ「SaniBuddy」を発売しています。
2022年3月に発売したという「The Week Sanitary Pad」は、ポケモンデザインパッケージの製品(非売品/数量限定)を無償配布することを決定。1月7日(火)から、全国の学校・PTA・教育団体から配布先を募っています。
従来は「隠すもの」「タブー」のように扱われてきた生理用品。そのパッケージは花やハート、蝶などで彩られたファンシーで「いかにも」なデザインが主流でしたが、無印良品や大王製紙などが発売するシンプルのものなど、年代を問わず「自分らしくいられる」ことを大切にしたデザインが増えてきています。
また、時を同じくして経済的な理由などから生理用品を購入できない女性たちがいるという「生理の貧困」が指摘されるようになりました。厚生労働省が2022年2月に全国の18~49歳の女性(回答時点から過去1年間のうちに月経があった人)3,000人を対象に行った調査では、「新型コロナウイルス発生後(2020年2月頃以降)、生理用品の購入・入手に苦労したこと」が「よくある」「ときどきある」のは回答者の8.1%(244人)でした。
回答者を年代別に分けてみると30歳未満、世帯年収別では300万円未満だったといいます。そして「自分の収入が少ないから(37.7%)」「自分のために使えるお金が少ないから(28.7%)」「その他のことにお金を使わなければいけないから(24.2%)」といった理由が明かされています。
このように経済的、社会的に置かれた状況から生じる不均衡を是正し、すべての女性の健康を守ろうと地方自治体や公共団体などが生理用品を公共の場で無償でストレスなく手に入れられるような取り組みを行っています。
一方で、「PLAZAが生理用品を配布するの?」という感想を抱く人が少なからずいるかもしれません。1966年、東京・銀座で輸入生活雑貨店としてスタートしたPLAZA。昭和・平成・令和といつの時代も‟女の子”から「かわいい」「憧れる」と愛される同店だからこそ、人々をエンパワメントするデザインの力を熟知し、ながらくタブーとされてきた生理についてオープンに話せる社会を目指しているようです。
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