配信にモザイク!?老舗スコッチメーカーが音楽フェスで実施した意外な施策

スコッチウイスキーとしてアメリカナンバーワンのシェアを誇るJ&Bはインクルーシブなブランドであることを重視しており、ターゲットを絞らない広告コミュニケーションを行っています。そんなJ&Bは、障がいを抱える人々が心置きなくライブやコンサートを楽しめる世界になってほしいという願いを込めた大規模施策を実施しました。

“The Visible Room(目を背けないルーム)”というタイトルの施策は、世界最大級の音楽フェスBoiler Roomのライブ配信をジャックし、現地にいる障がいを抱える人“以外”のすべての人にモザイクをかけるという内容。

他の人と同じチケット料金を払って同じように音楽を楽しみたいのに、周囲の目を気にして空間に没頭することができない彼らの存在から目を背けてはいけない……そんなメッセージを、文字どおり無視できない形で体現したのです。障がいは音楽を楽しむための障壁となってはいけないという同社の考えが込められています。

音楽と相性がいいウイスキーを扱う同社ならではの手法で、Boiler Roomという世界中の音楽ファンが注目するイベントでインパクト抜群のメッセージを打ち出すことに成功したソーシャルグッドな事例でした。

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