酪農家を救え!スキムミルクの認知拡大に向け、筋肉まみれのマッスル・ベーカリーが開店
全国農業協同組合連合会は、11月29日の「いい筋肉の日」に合わせ、2024年11月29日(金)から12月1日(日)までの期間限定で、スキムミルク(脱脂粉乳)の認知拡大と利用促進を目的としたショップ「マッスル・ベーカリー」を表参道にオープンします。企画・制作は株式会社カヤックが担当しています。
現在、円安やウクライナ情勢などの影響により、生乳生産に必要な飼料などの価格が高騰しており、酪農家は厳しい状況に立たされているとのこと。また、生乳の不需要期に加工されるバターとスキムミルクに関しては、バター需要は堅調な一方、スキムミルクの消費は低迷しているそうです。2024年度末時点のスキムミルクの国内在庫が前年度末と比べて36%増えるとの見通しもあり、需要拡大が急務になっています。
近年、日本人のたんぱく質摂取量は減少し、1950年と同水準まで落ち込んでいます。良質なたんぱく質を多く含むスキムミルクの一般普及を図り、食生活の改善と酪農の持続可能な生産へつなげることを目的に、今回の施策が実現しました。
「マッスル・ベーカリー」では、スキムミルクが低脂肪・高タンパクで「筋肉づくり」にぴったりな点に着目。腹筋や大胸筋、大腿四頭筋など筋肉の形をイメージした、スキムミルクが入った5種の「パワー・パウダー・パン」を無料で提供します。
筋肉隆々なマッチョ店員にパンをオーダーすると、パンの種類に合わせたマッスルポーズで注文を確認してくれるそうです。
世間一般にはさほど馴染みのないスキムミルクを粉末でそのままサンプリング提供するのではなく、見た目から「筋肉」形のパンにすることでインパクト大の施策になっています。低脂肪・高タンパクなスキムミルクの優れた栄養素までわかりやすく周知できる、秀逸な事例でした。
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