子どもの頃に食べた思い出の味をもう一度。フジパンの新商品『学校給食シリーズ』とは

フジパン株式会社は、中部エリアのスーパー・ドラッグストア等で、子どもの頃に食べた思い出の給食をイメージした新商品『学校給食シリーズ』を2024年12月1日(日)から期間限定で発売します。

フジパンにおいての学校給食パンの受託は、1950年に愛知県教育委員会から学校給食用パン委託工場の指定を受け、初めて名古屋市の学校に納入したところから始まっているとのこと。1961年頃からは豊明市の学校に学校給食用のパンを納入し始め、今では全国各地に学校給食用パンを届けているそうです。

「給食で食べたあのパンをもう一度食べたい」、「忘れられない味がある」といった消費者の声を受けて、今回の新商品『学校給食シリーズ』が誕生したといいます。

2024年12月1日(日)より、学校給食で提供されているパンを基にした商品『学校給食ドイツロール』、『学校給食スラッピージョー味』、『学校給食あげぱん』を期間限定で発売。なおドイツロールとはふんわりとした食感のほんのり甘いコッペパンを指します。また、名古屋市の学校給食で提供されているスラッピージョーはアメリカ生まれの料理名で、ひき肉などの材料をケチャップやウスターソースで味付けし、パンに挟んで食べる料理だそうです。

さらに豊明市では、子どもの頃に食べた思い出のある保護者や子どもたちからのドイツロール人気が高いことから、12月1日をドイツロールの日と制定。学校給食に関わるすべての人に感謝する機会として啓蒙活動を行っていく予定です。

子どもの頃に食べた思い出の給食パンを再び楽しめる、期間限定のマーケティング施策。学校給食の思い出はいつになっても色褪せないものですが、懐かしい味を通して、老若男女誰もが子ども時代に戻った気持ちになれそうです。ドイツロールの日と合わせた12月1日からの発売が、フジパンにおける学校給食の歴史や地域ならではの味を見つめ直す良い機会になりそうな事例でした。

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