「鍋=家族揃って囲むもの」はもう古い?“令和の家族”を捉えた味の素のCM
味の素株式会社は、11月7日(木)の「鍋の日」に合わせ、「鍋キューブ®」のWebCM2本を同時にWebサイト、公式YouTubeなどで公開しました。
同社がWebCM公開にあたって、20〜50代の既婚子あり男女 300人を対象に実施した「家族の食事時間に関する調査」によると、一週間のうち夕食に家族が揃わない日は平均3.3日/週にも上るとのこと。多くの家庭では、夕食時に家族が揃わないことが日常化しているようです。
さらに、鍋のイメージとして「大きい鍋を家族で囲んで食べるもの」と答えた人が55%でした。鍋は家族揃って、大人数で食べるものというイメージが定着しているとわかります。
TVCMに引き続き俳優の阿部サダヲさんを起用した今回のWebCMでは、家族の食事時間が揃わない日も鍋キューブ®を使うことで気軽に鍋が楽しめることを提案。「令和の家族はすれ違う?!」をテーマに、食事の後に追加で一人用の鍋を作ったり、なくなりかけた鍋に具材を足して復活させたりできることをアピールしています。
従来の鍋の広告といえば「鍋は家族揃って囲むもの」というイメージでしたが、今回のCMでは一緒の食卓を囲めない日が多い、令和の家族にフォーカス。食事時間に差があっても、鍋キューブ®があれば家族みんながおいしく同じお鍋を食べられることを提起しています。調査結果をもとにした“あるある”を捉えた、リアルさがさすがな広告事例でした。
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