恵比寿駅西口喫煙所が花で彩られる。ロスフラワーを用いたサステナブルな取り組み
まだ美しいうちに捨てられてしまう花をロスフラワー®と名付け、4つの事業を展開している株式会社RINは、2024年11月7日(木)から2024年11月11日(月)の5日間、渋谷区恵比寿駅西口の喫煙所をロスフラワー®で装飾し、「未来の喫煙所」をテーマにした空間を設置します。
これはソーシャル&カルチャーデザインの祭典「SOCIAL INNOVATION WEEK 2024(以下、SIW)」とのコラボレーションによって実現したもので、サステナブルな未来を見据えた活動として注目されています。
SIWとは?
SIWは一般社団法人渋谷未来デザインが主催する日本最大級のソーシャル&カルチャーデザインの祭典で、毎年渋谷を舞台に多様な文化やイノベーションを発信する催し。
2024年は10月18日(金)から11月10日(日)まで開催され、都市の未来や社会課題に対する新たなアクションを生み出すことを目的としています。
ロスフラワー®の有効活用
生花店や式場などでは短い役目を終えた花たちが、まだ美しいうちに捨てられています。ロスフラワー®は、まだ美しい状態なのにも関わらず廃棄される予定だった花を再利用し、命を再び吹き込むというコンセプトから生まれた造語。
RINはこの花を使用して公共空間でのサステナブルアクションを実施することで、渋谷区全体の持続可能な取り組みへの貢献を目指しています。
今回の施策「未来の喫煙所」は、喫煙所の目隠しパネルにロスフラワー®を装飾し、訪れる人々にサステナブルな意識を喚起するためのアップサイクルな取り組み。喫煙所という公共の空間にロスフラワーが持つ自然の彩りを加えることで、喫煙者や非喫煙者に環境保護や資源の再利用について考えるきっかけを与えてくれそうです。
未来の喫煙所への期待
本イベントの期間中には喫煙所利用者へのアンケートも実施され、今後の喫煙所のあり方について意見を収集。この調査結果はサステナブルな公共空間のあり方を探る資料として活用されます。
非喫煙者であるSIWエグゼクティブプロデューサーである金山淳吾氏は「街中を見ていて、喫煙所の周りの環境悪化やタバコの吸い殻のポイ捨て状況が改善されないことに課題意識を持っている」とコメント。金山氏も、今回の施策がどんな印象や感想を持たれるのか楽しみにしています。
今後の展望
本施策は株式会社RINが企業としての社会的責任を果たすものであるとともに、自社事業の認知度向上にもつながる取り組み。本活動は花という限りある資源の無駄を防ぎ、環境への配慮を促すモデルケースとなりそうです。
今後もRINは各事業を通じて環境課題に取り組み、持続可能な社会の実現を目指していくとのこと。これからもサステナビリティへの取り組みに積極的に取り組んでいく同社の動向から目が離せません。
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