若者がデジタル時代を生き抜くために。「検索力」世界一を決める大会を開催
東京を拠点に活動するゲーミフィケーションチーム株式会社Classroom Adventureは、日本ファクトチェックセンターと4カ国のファクトチェック団体との共催で、「検索力」世界一を決める「Youth Verification Challenge 2024」を開催します。
同大会は、若者たちがデジタル時代を生きるために不可欠な情報リテラシーを実践的かつ身近に学ぶ場として開催。誰もがインターネットから平等に情報を手に入れられるようになった現代では、それぞれが自らの力で情報の真偽を疑い調べる力を持つことが必須になっています。
そんな社会問題を背景に、メディアリテラシー教育プログラム「レイのブログ」を国内外で提供するClasroom Adventureと、日本最大級のファクトチェック団体JFCほか各国のファクトチェック団体が共催し開催が決定しました。
同大会は、Google社によるニュースリテラシーへの取り組み、Google News Initiativeにより2021年より開催されてきましたが、今年度はそれを引き継ぐ形になっているとのこと。会場はすべてオンラインとなっており、13歳〜24歳を対象とした2〜3名のチーム制となっています。
ファクトチェック初心者でも参加できるよう、ファクトチェックの基本をレクチャーするキックオフイベント(2024年11月23日土曜日)、日本大会(2024年11月30日土曜日)、世界大会(2024年12月14日土曜日)と、3日間にわたって開催され、入賞チームには賞品・副賞が用意されています。
第1ステージのキックオフイベントでは、ファクトチェックゲーム「レイのブログ」に挑戦し、JFC編集長の古田大輔さんによる特別講演が実施され、第2ステージの日本大会では、リアルタイムのチーム対抗戦を通じて複数の検証課題が出題されます。第3ステージの世界大会では、各国の代表チームがリアルタイムで対決。大会の様子はYouTubeなどの配信サービスで世界中に発信される予定です。
中高向けにメディアリテラシー教育プログラム「レイのブログ」を開発・提供する EdTech スタートアップ企業と、複数のファクトチェック団体が共催する「Youth Verification Challenge 2024」。デジタル社会における大きな課題に対し、大会という形でアプローチすることで、より多くの層から注目されるイベントとなるのではないでしょうか。
さらに、参加者はメディアリテラシーを実践的に学べるため、現代社会を生きるうえで必要なスキルを身につけるきっかけとなりそうです。
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