電柱から手紙で届ける安全メッセージ!青森テレビの新プロジェクト
青森テレビは交通事故ゼロを目指す取り組みとして『事故0伝柱ACTION 』を開始。本プロジェクトは実際に大切な人への手紙から作成したメッセージを青森県内の電柱に掲示し、交通安全を呼びかける取り組みです。
プロジェクトの背景と目的
青森県は交通事故による死亡者数が全国でも上位に位置しており、2023年には45人の尊い命が交通事故で失われました。高齢者が被害者となるケースが多く、県全体での交通安全意識向上が急務とされています。
この課題に対して青森テレビは地元企業である「協同組合タッケン」「株式会社エフエム青森」「株式会社亜細亜建設」と協力し、『事故0伝柱ACTION』を始動しました。
本プロジェクトでは交通安全を呼びかける手紙の内容を電柱に掲示し、地域住民に対して感情に訴えかけるメッセージを届けることで、事故の抑制を目指しています。
施策の特徴—手紙を通じた感情的な共感
このプロジェクトの要となるのは、手紙を基にした「安全標識」としての電柱広告です。
プロジェクトメンバーが大切な人に宛てた“交通安全を願う手紙”から、共感を呼ぶ一節を抜き出し、電柱に掲示。手紙の温かさや個人的な思いが込められたメッセージを通じて、ドライバーや歩行者の心に響くよう設計されています。
普段目にする交通安全の標語や看板ではなかなか心に響きにくいものですが、個別の手紙を基にしたメッセージは受け手の心に深く届き、行動の変化を促す力がありそうです。
※交通安全を願い贈られた実際の手紙1
※交通安全を願い贈られた実際の手紙2
電柱広告の掲出と拡大予定
本プロジェクトは2024年9月30日(月)の“交通事故死ゼロを目指す日”に青森県内の電柱広告として開始されました。初回は青森市内の主要な交通量の多いエリアに掲出されており、今後も新たな賛同企業の協力を得ながら掲出範囲の拡大が予定されています。
電柱広告の具体的な掲出場所としては、青森市内の藤聖母園付近や青森中央店前、三内丸山など、県内の各所で展開。これらの電柱に掲示された手紙からのメッセージが人々に届けば、地域の交通安全を支える「伝柱」として、今後ますます注目を集めるでしょう。
期待される効果と今後の展望
青森テレビと賛同企業による『事故0伝柱ACTION』は、手紙という温かいコミュニケーションを通じて交通安全を啓発する革新的な取り組み。
日常的に利用する道路に掲示された手紙の一節は地元住民にとって親近感を感じられる内容のため、交通安全を意識させるきっかけを自然と与えてくれる予感がします。
この先、本プロジェクトが進行し賛同企業をさらに募ることで、交通安全啓発の波及効果は青森県全域にどんどん広がっていきそうです。
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