池袋の隠れたレトロスポットを巡る「カセットプレーヤーの持ち主を探しています」

豊島区協力のもと、池袋に20以上の体験型アトラクションを展開している池袋ミステリータウン。2024年9月25日(水)に、株式会社謎組が制作の新作『カセットプレーヤーの持ち主を探しています』をリリースしました。

今回の作品は、実際にカセットプレーヤーを操作し、テープの音声を聞きながら再開発が進む池袋の隠れたレトロスポットを巡る、没入型ミステリーアトラクションとなっています。

「池袋の路地裏に落ちていた、カセットプレーヤー及び中身のカセットテープの持ち主を探しています」

このアトラクションは、街で見つけた落とし物を持ち主に返却する「返活」を行う霧島渉氏から、こんな依頼を受けるところからスタートします。

そのカセットテープには女性の声が録音されており、実際に懐かしのカセットプレーヤーを操作し音声を聞きながら、池袋を巡り歩きます。再開発が進み、新しくなっていく街並みにフォーカスがあたりがちですが、変わらない風景も残っている池袋。本作ではそんな街並みを眺めながら、少しレトロでアナログな体験を楽しむことができます。

ARG(Alternate Reality Game)とは、日常世界をゲームの一部として取り込み、現実と仮想の境界を曖昧にすることで、物語への強い没入感を楽しめるゲーム。日本でもARG『かがみの特殊少年更生施設』のプレイヤー数が50万人を超える人気です。また、2024年には東京お台場に没入体験を楽しめるテーマパーク「イマーシブフォート」が開業するなど、ARGやイマーシブ体験は大きなトレンドになりつつあります。

今回新たにリリースされた作品もそんなトレンドの要素をふんだんに盛り込みながらも、昭和世代には懐かしく、以降の世代には新鮮なレトロなスポットを巡りながら、ノスタルジックな物語に没入していく仕掛けを味わえるアトラクションとなっています。

池袋ミステリータウンとは、池袋を「ミステリーの聖地」にしようと、多数のミステリーアトラクションを池袋各所で仕掛ける産官学連携のまちづくりプロジェクト。さまざまなミステリーアトラクションを提供し、池袋という街の持つ潜在的な魅力をより多くの方に知ってもらい、楽しんでもらうよう取り組んでいます。

謎解きやイマーシブは、もはや集客のフックとして定番となりつつあります。各分野とのコラボレーションによって、豊富に取り揃えている池袋ミステリータウンは、シティプロモーションとして注目すべき事例といえるかもしれません。

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