Google PixelとiPhoneがまさかのコラボ!? 会話が印象的な比較CM
日本では“消しゴムマジック”などの機能面での訴求が印象的なGoogleのスマートフォン・Pixelは、アメリカを中心とした欧米圏ではまた一味異なるコミュニケーションを行っています。以前もPR EDGEで紹介したCMと同様に、PixelとApple社のiPhoneが何気ない会話を繰り広げる様子を通じて機能面での優位性をアピールしています。
“Passing the Baton(バトンを渡そう)”という動画では、夏のスポーツシーズンを迎えさまざまなテレビ局がスポーツの試合を放送していることに気づいたiPhoneがPixelに向かって「ところで、リレーでバトンを渡すという行為があるけれど、あれはなぜやるんだろう? そのまま持って走ればいいのに」と質問を投げかけます。
それに対してPixelは「バトンを次の人に渡すことで、もっと元気で、もっと優れている人に後を託すことができるからだよ。ずっと1人が持っていてもチーム全体は前進しない……だから渡すことが大切なんだ」と答えます。
「まあ、僕はバトンを渡さないけどね」とすねた様子でつぶやくiPhoneのシーンで動画は幕を下ろします。どうやらiPhoneが気にしていたのはスポーツにおけるバトンではなく、自分自身がPixelに“スマートフォンの王者”としてのバトンを渡したくないという自分勝手な感情だったようです。
日本では競合他社の商品を自社のCMで見せることはできないので注意が必要ですが、海外だからこそできる直接的な会話形式の比較広告は見ていて新鮮味を覚える人も多いのではないでしょうか。虎視眈々とスマートフォンシェアナンバーワンを狙うPixelらしい、可愛げのあるCMでした。
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