「映画館に行く時間がない」 そんな悩みを力技で解決したチェコの施策
“映画館に行く”ことを日常的なものにし、エンタメをより身近なものにしたいと願うチェコの団体・Tady Varyは、固定額を支払えば定期的に無料で映画鑑賞ができるサービスを展開しています。
子育てが忙しくて中々映画館に行けなかったり、夜勤で平日に映画を観られなかったり……誰もが気軽にTady Varyのサービスを利用してもらうためにはどうしたらいいかを考えた末、ある意外な人物の協力を仰いだ施策を行いました。
その人物とは、チェコ最大の映画祭であるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の会長、イジー・バルトシュカ氏。彼がTady Vary登録者の代わりに予定を執り行うことで、ユーザーに映画を観に行く余暇を作り出すという試み。
夜勤で忙しかったり、家庭の事情で映画館に行けなかったり、さまざまな事情で足を運ぶことができない人に対してサービスに加入する意義を生み出したのです。施策を伝えた動画ではバルトシュカ氏が実際に出演し、小さな子どもの面倒をみたり、夜勤のタクシードライバーの代わりに運転手を務めたりする場面が映し出されます。
エンタメを楽しむためには時間が必要であるというハードルに対して、サービス提供側が解決策を提示することで利用者数も満足度も上げようとした遊び心あふれる施策でした。
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