事件捜査で商品PR?開催目的・タイトル不明の謎解きイベント「■■■がなくて住める展」

日本サニパック株式会社は、主催者や開催目的を事前に公表しない謎解きイベント「-謎を解いて“快適な住まい”を手にいれませんか?-■■■がなくて住める展」を開催しました。

「■■■がなくて住める展」は異変が発生した住宅展示場で起きた事件が舞台の謎解きイベント。参加者は刑事となり、様々な手掛かりをもとに“快適な暮らし”に繋がる謎を解き進め、隠されたタイトルとイベントの正体を暴くというものです。

この謎解きイベントの最大の特徴は、開催目的や主催者が隠されているという点です。謎を解くことで「『Smell(におい)』がなくて住める展」というイベントタイトルと、ゴミなどの処理に便利な消臭ポリ袋「ニオワイナ」のPRであることが判明します。タイトルや開催目的を隠すことで広告色を減らし、さらに顧客の関心が高まったことで、来場者は開催8日間で2,500人と人気のイベントとなりました。

また、消臭ポリ袋のPRとして「謎解き」という企画を選んだ点にも注目です。「ニオワイナ」は認知度が高いとは言えない商品のため、通常のポップアップストアを実施し商品を販売しても、顧客に商品の魅力を知ってもらうのは難しい状況でした。そこで、若年層を中心に人気の高い謎解きを活用。謎はキッチンやトイレ、ペットトイレなど家庭内で臭いが発生しやすい場所に設置され、謎解きの中で自然と商品理解が深まるよう構成されている点も見事です。

イベント参加者からは「とてもすっきりした!」「最後そういうことか!と納得しました」など、商品やイベントへのポジティブな声が多く見られました。商品のプロモーションでは、商品名や開催目的を大々的に伝えたくなりますが、タイトルを隠し、あえて「伝えない」ことで関心を惹き、効果的な認知を獲得できている施策です。

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