サーフスポットをジャック! アウドドアブランドが試みた意外な施策

マリンスポーツから登山、サッカーに至るまでさまざまなアウトドアウェアを製造販売するフランス生まれのDecathlonは、天然ゴム100%を使用したウェットスーツを発表しました。既存製品の多くは合成ゴム由来の素材で作られており、製造工程で環境に悪影響を及ぼすことが懸念される中、この新商品は着心地に加えて環境配慮もあることから、自然を愛するサーファーに相性がいいとして注目を集めています。

発売に合わせた施策では、サーフスポットとして名高いエリアに必ず設置されているサーフカメラをジャックし、各地のサーファーに直接アピールしました。オンライン上で確認できるサーフカメラをメディアとして捉え、そこで新商品の魅力を伝えることでターゲットど真ん中に対して極めて自然な形でアピールすることに成功しています。

2年間にも及ぶ開発期間と、50種類もの素材の組み合わせと50回もの検証を重ねて生まれた環境に優しいウェットスーツの魅力を、広告だけでなくリアルなメディアを巻き込んだ場でアピールすることで実際の使い手となるサーファーたちにとって文脈的に理解しやすい施策となりました。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る