“マクドナルド島”の名前変更を画策したバーガーキングの奇想天外な施策

インド洋の中央付近、マダガスカルと南極大陸の間には無人島が存在しています。島の中心には活火山があり、名前をマクドナルド島といいます。ユーモアたっぷりの宣伝で有名なバーガーキングはこのたび、この競合と同名である同島を自社ブランディングに活用したユーザー参加型のキャンペーンを公開しました。

“Whopper Island(ワッパーアイランド)”というタイトルが付けられた施策は、Google Map上でマクドナルド島に“#IlhaWhopper”というハッシュタグを付けてコメントを投稿したユーザーに対してバーガーキングの看板商品・ワッパーの割引クーポンを配るというもの。概要を説明した動画ではマクドナルド島が持つ自然豊かな特徴をしっかりと描きつつ“直火焼き”と“活火山”という共通点をたびたび強調することで単純な言葉遊びを中心に企画されたバーガーキング独特のユーモアにスポットライトを当てています。

すでに存在する土地の名前をピックアップし、ネット上でその名前を変えようと試みた施策は限られた予算の中でできる最大限の話題化を行うことに成功するとともにバーガーキングならではの宣伝方法をしっかりと打ち出しました。

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