脱プラスチックに向けた最終手段は“催眠術”!? 水ブランドの意外なCM
ロンドン生まれの缶入り飲料水ブランドCanoは“プラスチック製のペットボトル入りミネラルウォーターは環境に悪影響を与えるため撲滅すべきである”という理念を掲げています。おいしくて手に入れやすいだけでなく、環境に良いという側面を大々的に打ち出している同ブランドですが、どれだけ環境についての言及を強めても多くの一般ユーザーにはその危機感が伝わらないという課題を抱えています。そんなCanoが最終手段として講じた啓蒙動画がWeb上で公開されました。
“Cano Hypnotherapy(Canoの催眠術)”というタイトルが付けられた動画では、BBCやMTVなど多数のメディアにも出演しているプロの催眠術師Damienが4人の一般人に対して“ペットボトル入りの水を飲むと具合が悪くなり、缶入りの水を飲むと踊りたくなるほどおいしいと感じる”という催眠術を施す様子が描かれています。
どこまでが本当でどこからが演出なのかがわからない内容ではありますが、動画を公開するにあたり同ブランドの共同創業者Josh Whiteは「わたしたちは、切羽詰まった状況を打破するためには頭のおかしい施策が最も効果的だと信じています。シリアスなメッセージをエンタメコンテンツ風に描くことで1人でも多くに現状を知ってほしいです」とコメント。
いくらユーザーに呼びかけても脱ペットボトルの重要性を理解してもらえない、そんな深刻な状況を変えるために公開された意外性たっぷりの施策でした。
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