意外性がすごい！行列のできる箱根のハンバーガー店が仕掛ける”泊まれるハンバーガー屋”

「一度食べたら忘れないハンバーガー」をコンセプトに”幻の牛”といわれる、かながわブランドの相州牛を使用した「BOX BURGER（ボックスバーガー）」箱根・宮城野の本店は、これまでマスメディアやSNSで何度も話題になり、行列ができる人気店。その新店舗として「BOX BURGER」箱根湯本店がオープンしました。

今回オープンした2号店は、箱根湯本駅徒歩8分。芸妓の置屋だったという築70年の古民家をデザイナーにより、リノベーションしたもので、じつは2階は「はこの和」という温泉宿になっていて、「泊まれるハンバーガー屋」となっています。和の雰囲気あふれる静かな場所にある隠れ家宿として、2階に3部屋、各2名の最大6名まで宿泊可能。

また、宿内には、箱根を愛した画家・平賀敬の作品ほか、古民家の美しさと融合したARTたちも楽しめます。「和敬清寂（わけいせいじゃく）」をコンセプトにした「ハンバーガー×和」の唯一無二のアート空間となっています。

大自然を感じられる箱根の一軒家レストラン。カルフォルニアのシェフに料理を監修してもらった本格的なニューアメリカンバーガーは、地産地消と手作りにこだわって行列ができるほどの人気店に成長しました。その2号店が「ハンバーガー」と「旅館」という、あまりにもイメージの遠い組み合わせに驚くとともに、旅館そのものも箱根湯本の老舗置屋をリノベートしたものであったり、箱根にゆかりの画家の作品を飾ってあったりと、揺るぎない箱根愛を感じます。店名の「BOX」も箱根の「箱」に由来し、お店やさまざまな施設といった建物もまた「箱」であるところにつながります。ハンバーガーをフックに箱根の活性化に貢献しようと、一貫したコンセプトとていねいなブランディングで成長過程の事例がありました。

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