バンダイと青稜高等学校がタッグを組んで実現した「#卒業おめガシャポン」サプライズ企画

1977年に誕生し、子どもだけでなく若者や大人の心もときめかせてきたバンダイのカプセルトイ「ガシャポン」。ここ数年はブームと言っても過言ではなく、2022年度のカプセルトイ全体の市場規模は約720億円(一般社団法人日本カプセルトイ協会調べ)となるほどに成長しました。カプセルトイはSNSと相性が良く、映える商品が投稿され、それが拡散することにより広告宣伝を行わずとも認知度が高まったことも大きな要因と言えるでしょう。

そんな「エンタメ性」と「映え」を最大限に生かしたのが「#卒業おめガシャポン」。「ガシャポン」を通じてもっと世の中をワクワクさせたいというバンダイの思いと、コロナ禍の中で高校生活を過ごした高校3年生に、特別な高校生活の思い出をプレゼントしたいという青稜高等学校教員の思いが結び付き実現した史上初の試みとなるサプライズ企画で、卒業式というハレの日を彩りました。

卒業生273名のために、青稜高等学校の校舎や制服、生徒手帳、近隣のパン屋など、高校生活の思い出が詰まったオリジナルアクリルチャーム(全20種)を制作。卒業式当日、最後のホームルームの時間中、校舎内に約100面のガシャポンマシンをサプライズで設置し、卒業生にこの日限定の特別なガシャポンをプレゼントしました。

青稜高等学校「#卒業おめガシャポン」オリジナルアクリルチャーム 全 20 種類

「⑮プチレーブ」は青稜中学校・高等学校の近隣にあるパン屋、「⑯ふたばさん」は青稜中学校・高等学校の公式キャラクター、「⑱Sラボ」は在校生が使用できる自習室のことで、数々のカプセルトイのヒットを作ってきたバンダイが、“青稜高等学校ならでは”のスペシャル感を演出しています。

青稜高等学校「#卒業おめガシャポン」オリジナルミニブック(先生たちからのメッセージ付き)

当日、ガシャポンを回した後、同級生と記念撮影をしていた男子生徒は「コロナ禍で思い出を残せる機会が少なかっ たから、最後にこういうサプライズがあって、思い出になりました」とコメント。同級生と4人でガシャポンを回 した女子生徒は「学校に行かなくなると思うと寂しい。でも、楽しかった思い出もこうやって形に残してもらえると、 すぐに思い出せる」と笑顔を見せました。

同級生2人でガシャポンを回していた男子生徒は「学校からの愛を感じる」と感動し、別の女子生徒は「友達とじゃんけんをしながら出てきたアクリルチャームを交換して、楽しい思い出になった」と話しました。

Twitterには「これ、すごくいい」や「粋な計らい」、「思い出の価値を考えさせられる」などがあがり、幅広い世代から支持されていることが見受けられます。

今回の施策にあたり、青稜中学校・高等学校 青田 泰明校長とバンダイは、それぞれ以下の言葉を残しています。

青稜中学校・高等学校 青田 泰明 校長 コメント
この春に卒業する生徒たちは、コロナ禍において、様々な学校行事を中止や縮小、変更せざるを得なかった学年です。高校生活の多くを自粛ムードに覆われてしまった生徒たちに、最後に何か大きなプレゼントを贈りたいと 思い、この度、バンダイさんとのコラボレーションを進めさせて頂きました。一生に一度しかない高校卒業式が最高の思い出になるよう、たくさんの素敵な笑顔を咲かせてほしいと思っています。

バンダイ担当者 コメント
「#卒業おめガシャポン」は「ガシャポン」を通じてもっと世の中にワクワクを届けたい!…… という思いから企画が スタートしました。どんなものが「ガシャポン」から出てきたら楽しんでもらえるか、どうやったら当日まで秘密にして おけるか…… 式当日の卒業生たちの動きも踏まえて何度も学校にお邪魔して企画を進行させました。「ガシャポン」の中身に関しては、担任の先生方や生徒会メンバーにもご意見を頂くことで「青稜高等学校ならでは」のモチーフをアクリルチャームにすることができたと思います。
街で「ガシャポン」を見るたびに「そういえば、こんなことがあったな!」と思い出してもらったり、時間を経ても同級 生同士の会話の中で話題にしてもらえたらと嬉しいなと思っております。

一生に一度しかない高校の卒業式。青春をともに過ごした友人と心躍らせながら回した「#卒業おめガシャポン」の思い出と、いつでも高校時代を思い出せるチャームは、卒業生への最高のプレゼントとなりました。なにより、1日を通してマスク着用のない学校行事は卒業式が初めてという2022年度の卒業生にとって、マスク着用時には見られなかった笑顔を最後の日に印象付けることになったことは、高校生活の思い出に、より彩りを与えてくれるはずです。

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