絶対に“盗み見”したい試合がそこにある。スポーツ観戦の魅力を描いた総合エンタメメディアのCM

スポーツから映画まで、さまざまなエンタメジャンルを楽しめるメディアCanal+は、自社が放映権を持っているスポーツ試合をアピールするため、Canal+の未加入ユーザーがあらゆる理由を作って試合を“盗み見”する様子を描いたCMを2本公開しました。悪いことだとわかっていても、ついつい見たくなってしまう試合の魅力を引き出した映像に仕上がっています。

 

自宅で友人とサッカー観戦している女性が主人公のバージョンは、「こんにちは、突然すみません。多分お宅のどこかが水漏れしているので確認してもらえますか? わたしの家の天井が少し濡れていて……」と、突然来客が現れるところから始まります。「でもあなたはたしか上の階に住んでいますよね?」と困惑しながら答える主人公に対し、どこか落ち着かない顔色を浮かべる男性は、時々肩越しに見えるテレビ画面を見つめながら黙り込んでしまいます。

「水漏れが上に行っちゃってるってこと? それは不可能だわ」と会話を続ける主人公に「いや、不可能なんかじゃない。地球温暖化で海面が上昇しているから……」と支離滅裂な返答をする男性ですが、明らかに用事などなく、ただサッカーを観戦したかっただけであることが判明します。

最終的に「塩と胡椒……そして延長コードを借りれますか? 洗濯物を干すのに必要で」と当初のお願いとは全く異なる依頼をすることで少しでも長い間試合を見続けようとするシーンで幕を下ろします。

電車に乗りながらカーレースを観戦中の男性が主人公のバージョンでは、切符を確認しに来た車掌がチェック後にも立ち去らず、その場に居続けます。気まずい空気の中主人公の男性が黙ってヘッドホンを付けようとすると、突然「ご家族はいますか? 家族登録カードを確認させてください」という質問をされ、困惑した表情を浮かべます。

 

「子どももいなければ家族もいないので、家族登録カードは持っていません」と答えても戻る気配はなく、今度こそヘッドホンをつけようとするも「あなたこれからニースまで行くんですね」「いいえ、トゥーロンまでです」「そうですか。なぜニースに行かないんですか?」と会話は続きます。わざと話を引き伸ばし、カーレースを見たい車掌の様子が伝わってきます。

どんなに気まずい状況になったとしてもライブで観戦したい試合が豊富に用意されているサービス特長を、2つの場面を通じて描いたCMでした。

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