突然自宅に「学校」が届いたら!? 国勢調査の重要性を説いたCM
スコットランドの国勢調査局は、国民の需要にマッチした税金の使い方を促したいというメッセージを込めたPR動画を制作し、国勢調査によってニーズを把握しないと適切なアウトプットができないことを、ユーモアあふれる誇張表現で描きました。
山間にぽつんと建つ一軒家に、配達員の女性がやってきてドアベルを鳴らし、「こんにちは、突然の訪問ですみません。たまたま近くを通りがかっただけなのですが、その……学校に興味あったりしますか?」と老人に話しかけます。女性の後ろの巨大トラックにはなんと“学校”が建物ごと乗っており、それに気づいた老人の表情は固まります。
明らかに需要とは異なる供給に「いや、わたしはいらないけれど病院だったら喜んで受け入れるよ。スターリングの街なら学校に需要があるんじゃないかな」としどろもどろで返答する老人。そして、「国勢調査に答えていただければ、需要にしっかりとマッチした国政を供給することができます」とナレーションが流れ、国勢調査に参加しなければ適切な対応を行うことが難しいというメッセージを伝えます。
一見すると面倒な国勢調査も、国民の生活をより豊かなものにするためであるという想いを、可視化することでわかりやすく、また、ユーモアを織り交ぜながら描いた動画でした。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
2